宮崎へサーフトリップするための情報総まとめ【サーフポイントも紹介!】

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

この記事では宮崎にサーフトリップするための情報をまとめた記事です。

「宮崎でのサーフィンはどうなんだろう」
「実際波はどうなんだろう」
「ウェットスーツはどんなものを用意すればよいのだろう」
「宮崎にはどんなポイントがあるんだろう」

そんな宮崎サーフトリップに関する疑問を解決するべく、宮崎へサーフトリップに必要な情報を地元民の私Oyajisurfがまとめていきます。
宮崎へサーフトリップを検討している人はアレコレ情報収集しなくていいかもしれませんよ。

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宮崎ってどんなところ

九州の南側、太平洋に面する宮崎県は、海と山に囲まれて自然豊かな県。
国内のサーファーならだれでも一度は訪れてみたいと思うほど豊富に波があると言われています。

比較的温暖で快晴日数は全国4位と暖かくそして天気が良いという過ごしやすい気候です。

最も寒い1~2月でも関東と比較すると気温・水温ともには2~3度程暖かいようです。
気温が氷点下になることはほとんどなく山間部を除けば雪は降りません。

沖縄のような常夏の南国!ではないにしても、比較的暖かいのはサーファーにとってもうれしい環境です。
また、あちこちに植樹された南国の植物(ワシントニアパーム)が並ぶ街並みは県外から訪れるビジターサーファーに南国の雰囲気を感じさせてくれるでしょう。

サーフィンにおいての宮崎県

宮崎県は「サーファーにとってパラダイス」と言った表現をよくされます。

宮崎県がサーフパラダイスと言われるその理由として多彩なポイント比較的波がある比較的人が少ないの3つが考えられます。

1.多彩なポイント

ボトムは鬼の洗濯板 Photo by Oyajisurf

宮崎県には海に面した全ての地域にサーフポイントがあり、北から南までバリエーションに富んだサーフポイントが点在しています。

コンスタントにウネリを拾うビーチポイント、クオリティーの高いブレイクを生む玉石ポイント、チャレンジングなリーフポイントなどなど。
サーフィン初心者から上級者まで全てのレベルのサーファーを満足させてくれる多種多様なポイントがあります。

とくに台風シーズンはリーフポイントが真価を発揮し、国内外のエキスパートやビックウェーバ―を虜にしているポイントもあります。

トリプルオーバーが割れる伝説を生んだビックウェーブポイント Photo by Oyajisurf

2.比較的波がある

加江田ポイントはロングボーダー向けの波 Photo by Oyajisurf

日本国内で比較すれば比較的波があるのも宮崎県の特徴の一つです。

大平洋に面した宮崎県は大平洋のうねりを敏感にキャッチするビーチが数多くあります。
波質の良し悪しを考えなければ、波が全くなくて波乗りができない!といった日は珍しく、贅沢をいわなければサーフィンをできるくらいの波は常にあります。

ちなみに宮崎では波のサイズで「スネ」とか「スネ膝」という表現は聞きません。
膝腰以下のコンディションは「無い」と言い多くの地元サーファーは帰ります。

3.人が少ない

平日朝の無人ブレイク Photo by Oyajisurf

宮崎県の人口は約107万人。全国で比較すると36位と人口の少ない県です。
当然他のサーフィンが盛んな地域と比べても宮崎県のサーファー人口はかなり少ないです。(県民数に対するサーファーの割合は高いと思います)

このように宮崎の海は波が豊富であるにもかかわらずサーファーが比較的少ないというのも宮崎サーフトリップの魅力の一つと言えるでしょう。

ただし、木崎浜お倉ヶ浜といった全国的にもメジャーなポイントは連休になれば県外から訪れるサーファーで溢れかえります。

人の少ない中でのサーフィンを宮崎へのサーフトリップに期待すると思いますが、連休を使って訪れる場合、これらメジャーポイントでは人が少ないといった印象は受けないはずです。
ですが、メジャーポイントを外せば無人のブレイクはすぐに見つかります

Oyajisurf
ポイントは豊富にあるけど、実は駐車場が完備されたオープンなポイントはそう多くはありません。
マイナーなポイントでサーフィンする場合にはサーフショップに足を運んで情報を得よう!

宮崎のサーフポイント

宮崎県は北から南まで海に面した地域にはほぼサーフポイントがあります。

宮崎県のサーフポイント

ここでは県北エリア児湯エリア市内エリア県南エリアの4つのエリアに分けてそれぞれのエリアの代表的なサーフポイントをいくつかピックアップしてご紹介していきます。

県北エリア

宮崎県北部にある日向市を中心としたエリアです。

日向市はサーフィンを全面に押し出したプロモーション活動で移住促進を行っている日本有数のサーフタウンです。
日向市には全国的に有名なお倉ヶ浜をはじめウェルカムなポイントが複数あつまっています。

お倉ヶ浜

宮崎を代表するサーフポイント。大会実績も豊富でWQSなどの大きな大会も行われます。
4kmにもおよぶ広大なビーチはどこでもサーフィン可能です。
癖のない波質でビギナーから上級者まで楽しむことが出来きます。

大きな駐車場がありシャワートイレも完備している非常にオープンな雰囲気です。

駐車場有りオフショア西
シャワー有りボトムサンド
トイレ有りレベルビギナーから

サイズが上がると海に向かって右側が初心者、左側に行くほど上級者となります。
コンディションによってショート・ロング・ボディーボードのポイントが変わるのでしっかり観察して空気を読んでエントリーしましょう。

なお、北側の河口付近はローカルポイントです。

金ヶ浜

比較的コンパクトなビーチですが、お倉ヶ浜よりパワーがありワンサイズ大きくなりやすいポイントです。

駐車場は付近にある金ヶ浜ドライブインとファミリーマートの横に駐車させることができます。
さらには温水シャワーまであります。

駐車場有りオフショア西
シャワー有りボトムサンド
トイレ有りレベル初級者から

ボトムは基本的にサンドですが、ビーチ両側は岩があります。
海へ向かって右側にも岩が隠れているので注意が必要です。

駐車場は地域の理解とローカルの働きかけによってサーファーが利用できます。駐車マナーには気を付けましょう。
とくにファミマ側に停める場合は感謝の意味を込めてファミマを利用しましょう。

児湯エリア

宮崎県中央部分の県央エリアにはさらに宮崎市内エリア児湯エリアに分けられます。

児湯エリアは玉石や河口のポイントが多く、クオリティーの高い波が立つエリアです。
ただし、ローカル色が強く地元の方々が大切にしているポイントが多いためここで紹介していないポイントに行きたい場合はサーフガイドと訪れてください。

蚊口浜

児湯エリアのメインブレイク。広いフェイスの厚めの波が特徴のポイントです。
海に向かって左側の沖にテトラがありウネリが抑えられるため他のポイントでクローズしててもここではできる場合があります。

駐車場有りオフショア北西
シャワー有りボトム玉石
トイレ有りレベル初級者から

一見するとボトムはサンドのビーチに見えますがインサイドは玉石や岩です。
しかも牡蠣がへばりついているので怪我しないように注意しましょう。

伊倉ヶ浜

川南町のサーフポイント。伊倉ヶ浜公園に駐車場があり、「サーフィンセンター」という自治体が管理している施設があります。
この施設では有料だが事前申請することで和室の部屋やお湯のシャワーがつかえるとか。
ちなみに水のシャワーは無料。

駐車場有りオフショア北西
シャワー有りボトムサンド+玉石
トイレ有りレベル初級者から

ボトムは基本サンドですが、牡蠣のついた玉石が隠れています。不用意に足を海面に付けないように気を付けた方が良いです。

宮崎市内エリア

宮崎市内エリアは九州のメインブレイクとも言われる木崎浜をはじめほとんどがビーチポイントです。

繁華街へのアクセスもよいため、アフターサーフも充実させることができます。
サーフトリップでは市内エリアを拠点にしてコンディションに応じて北へ登ったり南へ下ったりするのがよいかもしれません

木崎浜(曽山寺)

宮崎を代表するサーフポイント。最近はあまり聞かくなりましたが昔は「曽山寺」と呼ばれていました。

清武川と加江田川の二つの川に挟まれた約3㌔にわたる長いビーチは何処でもサーフィンが可能です。
とくに地形が決まりやすい場所が数カ所ありそんな場所では多くのサーファーが密集します。

ロングとショートで棲み分けがされており、南側はロング、中央はショート、北側はSUPも可能です。

南側にある加江田川のリバーマウス(通称:加江田ポイント)はロングボードや浮力系ボードの聖地です。
年齢層が高くゆったりとしたメローな雰囲気でサーフィンが出来るのが魅力的です。

駐車場有りオフショア西
シャワー有りボトムサンド
トイレ有りレベルビギナー

木崎浜はオープンマインドな雰囲気のポイントですがマナーには気を付けましょう。

サイズが上がると必ず強い流れが出ます。
自信の無い方は無理せず青島ポイントへ移りましょう。

木崎浜についてより詳しく知りたい方はこちらの記事を↓

青島

木崎浜から南に車で10分程移動したところにある観光名所にあるサーフポイント。

島がうねりを遮るため木崎浜より1~2サイズ程小さくなります。そのためビギナーにはよい練習場となります。
また、市内エリアのポイントがクローズしたりハードな時はこのポイントにサーファーが集まります。
波はワイドですが厚めで比較的メローです。ロングボーダーにも人気のポイントとなっています。

駐車場有り(約50台)オフショア南西
シャワーなしボトムサンド
トイレ有りレベルビギナーから

市内エリアで波のサイズがあがると青島にサーファーが集中し、すぐに駐車スペースが埋まります。
駐車場に停められない場合は近隣の有料駐車場に停めましょう。

青島についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓

県南エリア

リーフポイントが多く台風や低気圧からのスウェルが入った時に真価を発揮するポイントが多いエリアです。

南国を感じれる日南海岸は海岸線をドライブするだけでも、トリップの気分を盛り上げてくれるはずです。

なお、日南のポイントはいずれもローカルが大切にしているポイントばかりなため訪れる際は駐車マナー・海でのマナーに注意しましょう。
リーフポイントはできればサーフガイドと訪れるか、サーフショップにて情報を得てから訪れたほうがよいです。

風田浜(昭寿園)

日南エリアでは数少ないビーチポイントです。 ビーチポイントですがパワーがあります。
『昭寿園』という介護施設の裏にあるため昭寿園と言う呼び名のほうが通りがよいかもしれません。

駐車場有りオフショア北西
シャワーなしボトムサンド
トイレなしレベル初心者から

ポイントにアクセスするためには介護施設内の敷地に入らないといけませんので静かにゆっくり通らせてもらいましょう。

恋ヶ裏

宮崎県の南端にあるサーフポイント。
とても水が綺麗で景観もよく秘境を感じさせるサーフポイントです。

基本的にボトムはサンドですが、場所によってはリーフもあります。
タイミングが合えばリーフ側でポイントブレイクのクオリティーの高い波が立ちます。

市内エリアから2時間ほどかかるため、ここを最終目的地としてここまでのポイントをチェックしながらドライブするのも楽しいでしょう。

駐車場有りオフショア西北西
シャワー有りボトムサンド、リーフ
トイレ有りレベルビギナーから

駐車エリアはいわゆる駐車場ではなく広めの路肩スペースに停めなくてはいけません。
駐車エリアでは白線から60㎝以上空けて停めなくてはいけません。
また、車は多くは停められないので駐車マナーに気を付けましょう。

宮崎で必要なウェットスーツ

宮崎の海では3mmセミドライのみで冬を越す事ができます。

宮崎県は比較的水温が高く最も寒い時期の平均水温は18℃。
関東地方と比較すると最も寒い時期で4℃ほど水温が高くなります。

宮崎・神奈川・千葉の平均水温比較グラフ
wetherspeakのデータを元に作成

気温も東京と比較すると真夏を除いて平均2~3度程ほど高いです。

宮崎と東京の平均気温比較グラフ
wetherspeakのデータを元に作成

最も寒い時期でもブーツやグローブは必要なく3mmセミドライがあれば問題ありません。

風が強い極寒の日などは外気に触れる手や耳が痛くなることもありますが、そんな機会はあまり多くはないので地元サーファーはグローブやブーツなどを所持しておらず、どんなに寒い日でも冬物ギアを身につける習慣がありません。
ブーツを履いている人も見ますが、テイクオフ時の違和感を考えると裸足の方がマシと言う人がほとんどです。

それぞれの季節に必要なウェットスーツは以下のとおりです。

宮崎県のウェットスーツ指標

ちなみに私の一年間の装備はこんな感じです。

1~4月 3mmセミドライ
5月 シーガル
6月~7月 タッパー + サーフパンツ
8~9月 ラッシュガード + サーフパンツ
10月 タッパー + サーフパンツ
11月 シーガル
12月 3mmセミドライ

私は夏場でも裸にはなりませんが、日中なら7月~10月あたりまでパンイチで入れます。

季節ごとの特徴

基本的には国内の太平洋側の地域と同じような条件かと思われます。

夏場の台風シーズンはチャレンジングな波が期待でき、冬場は西高東低の冬型気圧配置でオフショアが吹いてクリーンな波が期待できます。

1~3月

西高東低の冬型の気圧配置になると、停滞する高気圧に抑えられ基本的には波がなくなります。

またシベリア付近でキンキンに冷やされた季節風が大陸から吹いてきて、九州山間部で雨や雪を降らせカラッカラに乾いた空気となって沿岸部にオフショアを吹きつけます。

オフショアと高気圧の影響で基本的に波は小さいですが、低気圧によりうねりがもたらされればオフショアのクリーンな波に出会えます。

この時期のウェットスーツ

この時期に宮崎に訪れる場合はセミドライが必要です。
ブーツ、グローブは必要ありません。それでも不安な方はブーツを持っていくと良いでしょう。

4月~5月

西高東低の冬型の気圧配置が崩れ始め、低気圧と高気圧が交互に来はじめます。

移動性の低気圧よりうねりが届くチャンスが増えてきます。
西寄りのオフショアで、うねりも入りやすく良いコンディションが期待できる時期でもあります。

この時期のウェットスーツ

この時期に宮崎に訪れる場合はジャージフルスーツが良いでしょう。

6、7月

風向きも東よりのオンショアに変わりはじめ、梅雨に入るとサイズは下がってしまいます。

梅雨前線はうねりを届けてくれないため、面も悪くサイズも無いシャバシャバなコンディションが多くあまり期待はできません。

梅雨時期に宮崎に訪れるのは避けた方がよいです。

この時期のウェットスーツ

この時期に宮崎に訪れる場合はスプリングが良いでしょう。

8~10月

太平洋からの湿った東風によりオンショアとなります。
梅雨があけると太平洋高気圧に覆われるため、基本的に台風や低気圧が無い限りはサイズは有りません。

とはいえ、近年はひっきりなしに来る台風の影響で波が無い事よりもあり過ぎる事の方が多いです。
リーフポイントがさく裂するので上級者にとっては最高のシーズンです。

多くのビーチポイントでジャンクコンディションかクローズアウトになるため初中級者にとっては選択肢が狭まります。

波が有り過ぎる日でもウネリや風をかわしたポイントはどこかしらあるので、サーフガイドを使ったり長距離移動できる人であれば楽しめる時期でしょう。

この時期のウェットスーツ

この時期に宮崎に訪れる場合は水着で十分です。
タッパーがあれば安心です。

10月~12月

太平洋高気圧の勢力が弱まりはじめ、移動性の低気圧が通りはじめます。
また東風も弱まり風向きも変わり始めます。

冬へ向けての時期は移動性低気圧により比較的コンスタントにウネリがもたらされ、オフ寄りの風でクリーンなコンディションで楽しめるようになります。

快晴の確率も高い時期なので波を当てやすく天気も良く気持ちのよいトリップとなる可能性が高い時期でしょう。

この時期のウェットスーツ

ウェットスーツは10月はスプリング、11月はロングスプリング、12月はジャージフルスーツが最適です。

宮崎へのアクセス

サーフトリップで宮崎県にアクセスする場合は、飛行機もしはフェリー+自家用車が主なアクセス方法となるでしょう。

宮崎県の空の玄関口は宮崎空港へは羽田成田中部(セントレア)大阪伊丹関西福岡沖縄の7つの国内空港からアクセスすることができます

※宮崎空港の正式名称は宮崎ブーゲンビリア空港
ブーゲンビリアとは日南海岸のあちこちで見ることができる宮崎を飾る花。

宮崎空港の発着時刻は宮崎空港公式サイトをご覧ください。

国内線出発便』『国内線到着便

各方面からの航空券の料金などを調べてみたのでそれぞれ解説していきます。

東京方面から

羽田からはJALANAソラシドエアの3社が運航しています、値段的にはソラシドエアが比較的安くておすすめです。

成田からであればLCCのJetstarが片道1万円以内で航空券を購入できます。
Jetstarの到着時刻はam11:40でお昼前に宮崎入りできるのでその日にサーフィンが楽しめるのが嬉しいですね。

料金の参考として適当な日(調査日:2019/3/2)の最も早い時間の便の料金を記載しておきます。

羽田空港発 航空券料金参考

航空会社最安プラン(片道)普通運賃(片道)
JAL14,090円42,190円
ANA14,090円40,090円
ソラシドエア13,000円37,590円

成田空港発 航空券料金参考

航空会社最安プラン(片道)普通運賃(片道)
Jetstar8,550円~ ※1

※1.受託荷物料は別。サーフボードの受託荷物料は2000円
※表記料金は2019/3/2の料金です

大阪方面から

関西空港からはLCCのPeachが運航しており、サーフボードを持って来ても往復10,000~15,000円程度で宮崎に訪れることが出来ます
宮崎への到着時刻が15:55着なので市内エリアならなんとか夕方1ラウンドはできるでしょう。

伊丹空港発 航空券料金参考

航空会社最安プラン(片道)普通運賃(片道)
JAL8,860円27,060円
ANA8,860円26,360円

関西空港発 航空券料金参考

航空会社 最安プラン(片道) 普通運賃(片道)
peach 4,490円~※2

※2.受託荷物料は別。サーフボードの受託荷物料は2,200円
※表記料金は2019/3/2の料金です

カーフェリーでもいける!

大阪方面からの場合は、神戸港-宮崎港でカーフェリーが運航しており、約半日の船旅で宮崎に行くことも出来ます。
飛行機にくらべ時間も費用も掛かりますが、現地でレンタカーを借りなくてよいことや車中泊を考えればトータルコストは安くなるのかもしれません。

複数人で乗り合わせてマイカーで宮崎を自由にトリップするのも楽しそうですね。

カーフェリー運航情報

神戸港発 19:10 宮崎港着 8:40
大人1名:11,420円~
自動車(大人1名+車):20,300円~

詳しい料金は宮崎カーフェリー公式サイトをチェック!

名古屋方面から

中部国際空港(セントレア)からはANAが一日3便運航しています。
もっとも早い便で宮崎着が9:45。
朝の便を利用すれば弾丸ツアーも可能です。

中部国際空港発 航空券料金参考

航空会社 最安プラン(片道) 普通運賃(片道)
ANA 17,340円 32,440円

※表記料金は2019/3/2の料金です

福岡方面から

福岡は高速道路(九州自動車道+宮崎自動車道)を使えば車で約3~4時間で行くことが出来ます。

高速道路料金

福岡(九州道)←→宮崎
通常料金:6,580円
距離:288.5km
通常時間:3時間13分

飛行機で来て、現地でレンタカーを借りるメリットはほぼないのでマイカーで訪れた方がよいでしょう。

念のため航空券の料金参考も。

福岡空港発 航空券料金参考

航空会社 最安プラン(片道) 普通運賃(片道)
JAL 7,700円 22,500円
ANA 6,800円 21,000円
オリエンタルブリッジ 6,600円 19,050円

※表記料金は2019/3/2の料金です

沖縄方面から

沖縄は那覇空港でANAとソラシドエアのコードシェア便が1日1便就航しています。
夕方の便で到着が18:00になるため移動日はノーサーフになるでしょう。

沖縄空港発 航空券料金参考

航空会社最安プラン(片道)普通運賃(片道)
ANA15,320円29,820円
ソラシドエア13,320円28,320円

※表記料金は2019/3/2の料金です

ただ、沖縄の方が南国で波も豊富な印象がありますがどうなんでしょうか。

サーフガイド

宮崎にはバリエーション豊かで豊富にサーフポイントがありますが、多くのポイントでは駐車場などが整備されておらずルールが厳しかったりします。
そのため、連休や週末は利用しやすい木崎浜やお倉ヶ浜などのメジャーポイントにサーファーが集中します。

メジャーなポイントだけでサーフィンをするのであればとくにサーフガイドは必要ないと思いますが、人が多い連休などはサーフガイドを使って人の少ない穴場ポイントに連れて行ってもらうとよりよいトリップになるかもしれません。

サーフガイドを行っているショップをご紹介します。

※ホームページにガイドのプランが掲載している宮崎市近郊のショップのみ掲載

Himawari
公式サイト http://www.surfguide-himawari.com/
料金 半日コース (am8:00~pm2:00約4時間)1人6,500円
1日コース (am8:00~約8時間)1人9,000円

宮崎のサーフガイドと言ったらこの人的なひまわりさんのサーフガイド専門のお店!

BLAST SURF WORLD
公式サイトhttp://blastcruise.web.fc2.com/index.html
料金 内海エリア:1名 12,000円(車持ち込み:10,000円)
日南エリア:1名 16,000円(車持ち込み:14,000円)
串間エリア:1名 20,000円(車持ち込み:18,000円)

宮崎市内エリアのドン、元JPSAプロサーファー池田孝一さんが経営するサーフショップ。
池田孝一プロが一緒に入水してくれる無敵のサーフガイドプラン。

NEW WAVE
公式サイトhttps://newwavesurf.shop/
料金 半日コース(午前または午後) 一人7000円
1日コース(朝から日没) 一人9500円

宮崎市内サーファーの頼れるアニキ、JPBA公認プロボディーボーダーの池田雄一さんが経営する創業30年以上の老舗サーフショップ。

エコル
公式サイトhttps://ekolu-miyazaki.com/
料金1日ガイド(am8:00~夕方)1人15,000円

元JPSAプロサーファー水元公志さんのサーフガイド。
希望者は水元公志プロのスクールも無料で受けられる!

ガッキーサーフショップ
公式サイトhttp://gakkysurfshop.blogspot.com/
料金 1時間1250円~

朝イチ木崎浜の主、ガッキーさんが経営するサーフショップ。
宮崎空港すぐの立地で飛行機を使ったサーフトリップにはとっても便利!

※料金等のシステムは執筆時の情報なので公式サイトと異なる場合があります。

レンタカー

宮崎にはサーファーのためのサーフィンに特化したレンタカーが複数あります。

普通のレンタカーと違ってサーフィンやサーフトリップに最適な仕様になっていたり、ポリタンクやスノコなどサーフィンで必要な車載道具がセットになっていたりと、サーフトリップにはとても便利なサービスです。

また、たいていこのようなサービスはサーファーが経営している事が多いのででポイントの情報や駐車ルールなどサーファーならではの情報提供やフォローも期待できます。

お店によっては車のみならずガイドやボードレンタルなどサーフトリップに必要なコト・モノをワンストップで提供しているお店もありますので、サーフガイドを使わない宮崎サーフトリップをする場合は是非サーファー向けのレンタカーを検討してみてください。

マハロレンタカー
公式サイトhttp://mahalo-rentacar.com/index.html
料金 ワンボックス12h:8000円(免責補償料別 1000円/1日)
標準装備 ポリタンク、幅広ハンガー、着替え用バケツ、スノコ、小物干し
アロハレンタカー
公式サイトhttps://aloha-rentacar.com/
料金 ワンボックス12h:8000円(免責補償料別 1000円/1日)
標準装備 ポリタンク、幅広ハンガー、着替え用バケツ、スノコ、小物干し
サーファーズレンタカー
公式サイトhttp://www.surfersrentacar.net/
料金キャラバン1日5000円(保険込み)
標準装備ポリタンク+カバー、着替え用バケツ、コードレス充電式シャワー、サーフボードキャリアストラップ
1173レンタカー
公式サイトhttp://www.1173rentacar.com/
料金 ワンボックス12h 8000円(免責補償料別 1000円/1日)
標準装備 シャワータンク、簡易救急箱、着替え用バケツ、スノコ
HRSレンタカー
公式サイトhttp://ns-hrs.com/
料金ミニバン12h 4300円(免責補償料別 1000円/1日)
標準装備ポリタンク、手桶、着替え用バケツ、スノコ、傘、サンシェード

※記載情報は執筆時の情報なので公式サイトと異なる場合があります。

宮崎グルメ

訪れた土地の食文化を楽しむのは旅の醍醐味。
サーフトリップにおいても食事はアフターサーフの楽しみでもありますよね。

宮崎県は日本国内で比較すれば物価の低い地域です。
とくに『食』においては物価の安さが際立っており、ツーリストにはその恩恵をうけることができます。

そして、宮崎には地域が自身を持っている“美味しいもの“が沢山!
宮崎県はただ食べ物が安いだけでなく旨いものを安くで食べられるところでもあるのです。

たらふく波にのったならばたらふく食べ飲みしないともったいないのです!

宮崎の美味しいもの

地鶏

炭火で焼いた宮崎地頭鶏(じどっこ)は独特の弾力と歯ごたえで噛むほどに味がしみ出しお酒の肴に最高。最近では柔らかい地鶏も人気で硬い系と柔い系のお店があります。

地鶏炭火焼きはどこの居酒屋にもある居酒屋メニューでどこも旨い。
『七輪炭火焼 居心』は青島界隈でのアフターサーフに最適な立地。
『ぐんけい』は万人受けする柔い系の肉質で観光客に人気。

宮崎牛

少々値は張りますがせっかく宮崎に来たのであれば是非一度は食べて欲しい。
その肉質を味わえば関東などで食べるより恐ろしくリーズナブルなのがわかるはずです。

おススメのお店は焼肉屋の『みょうが屋』と鉄板焼きの『みやちく』。

チキン南蛮

宮崎と言えば!的なローカル飯。
チキン南蛮を生んだ『おぐらチェーン』で本物のチキン南蛮を是非食してみてください!

辛麺

宮崎の辛麺はとある居酒屋のオリジナルメニューでしたが今や立派な宮崎グルメ!

卵を落とした真っ赤なスープにコンニャク麺というちょっと変わった麺を使用する辛麺はパンチが利いてて中毒性が高く癖になる味。
辛い系のラーメンと言えば、みそ系のラーメンやタンメンを想像しますが、それらとは全く異なる辛麺を是非試してみてください!

おススメのお店は『辛麺屋 桝本(ますもと)』

その他の宮崎グルメ

肉巻き焼きおにぎり、冷や汁、日向夏みかん、柔いうどん、釜揚げうどん、伊勢エビ、チーズ饅頭、レタス巻き、完熟マンゴー、完熟きんかん

ナイトレジャー

波乗ったあとは飲んで食ってとアフターサーフも充実させたいのであれば宮崎市内エリアに滞在するのがおすすめです。

居酒屋やバーやオネエチャンと遊びたければ宮崎市街の『西橘通り』付近へ行ってみてください。ここは通称「ニシタチ」と呼ばれる宮崎県でもっとも大きな歓楽街。ディープな夜が過ごせるはずです。

でも宮崎の波は朝が狙い目なので、夜遊びはほどほどに。(←余計なお世話じゃ!)

まとめ

サーフィンにおける宮崎を一言でまとめると
暖かくてコンスタントに波がある比較的人の少ない飯安旨なサーフィン県
って感じでしょうかw

日本国内ですので、常に胸肩頭の波が立っているわけではありません。
沖縄のように常夏ではありません。
ハワイのような眩い程の白い砂浜とエメラルドグリーンの海ではありません。

それでも宮崎へのサーフトリップにはこんなに沢山のメリットがあります!

  • 比較的人が少ない
  • 比較的波がある
  • タイミングが合えばチャレンジングなリーフポイントの波を体験できる
  • 南国を感じれる
  • 真冬でも軽装備でサーフィンができる
  • 美味しいものを低価格で食べられる

是非一度宮崎県へサーフトリップへいらしてみてください!
お客様のご来店・・いや、ご来県を心よりおまちしております!

宮崎観光協会のサイトも良質な宮崎の観光情報が盛りだくさんです!
宮崎へお立ちよりの際には宮崎市観光サイトを見るといいかも。

サーファーが宮崎に行ってはいけない7つの理由

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2件のコメント

ちょうど3/11-14で東京からサーフトリップ予定を立てていたところなので、情報ありがとうございます!細かいところだとグローブ、ブーツの持ち込みを迷っていたので非常に参考になりました!

おぼん様、コメントありがとうございます。
おぉタイムリーですね!多少なりお役に立てれたなら幸いです!
どうぞ宮崎トリップ楽しまれてください!いい波に恵まれますように(-人-)

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