今回の記事ではスリランカヒッカドゥワサーフトリップのレポートをお伝えしていく。
私は、その時ヨガの勉強で3ヶ月間シンガポールに滞在していた。
シンガポールに海はあるけど、残念なことに波がない。
セントーサ島へ行けば、WAVEプールがある。
行ってはみたけれど、、、やっぱり本当の波に乗りたい。
いくらヨガの修行中といえ、サーフィンもしたいの!
そんな想いで私は4泊5日のスリランカ女一人旅を計画した。
なにはともあれエアチケットをゲット
シンガポールは中国・インド・マレーシアの3つの文化が交わる多民族国家だ。
そのため2月はいわゆる中国の旧正月となり、だいたいの人が1週間程度の休暇がとれる。
私もそこを狙って、まず航空券を手配。
びっくりすることにシンガポールはどこへ行くにも航空券が安い。
さらには、シンガポールのチャンギ国際空港は、アジア最大の利用者数を誇るメガハブ空港。
直行便も豊富なため時間もそこまでかからない。
シンガポールは波はないけれど、旅行好きの人が住むにはたまらない国である。
(その前はバリに2泊3日でショートトリップしたけど、なんと片道110ドル。シンガポールからバリまで2時間で到着)
日本からスリランカへ行く場合、必ず飛行機の乗り継ぎが必要で12~13時間はかかるみたい。
シンガポールからなら直行便で約4時間という速さでスリランカへ行けちゃうのだ。
そして・・・
値段も往復チケットでなんと約2万~5万円!!
手頃すぎる。
迷わずチケット購入!
いざシンガポールからスリランカへ!
Day1 ヒッカドゥワへ
シンガポールのチャンギ国際空港からアッという間のフライトでスリランカのコロンボ、バンダラナイケ空港へ到着。
税関を通り入国費としてアメリカドル15ドルを支払う。(約1,700円くらい)
これはVISAみたいなもの。
事前にVISA申請する必要はなく、着いたら費用払って入国。
税関の人が「ここでお金払ってねー」って感じで案内してくれる。
そして払ったレシートみたいなものを見せると、いよいよ空港の外へ。
空港から宿までのタクシーはエクスペディアで事前に予約していた。
宿までのタクシー手配はエクペディアやアゴダなどの宿予約サイトからオプションで手配できる。
英語が苦手な人や、その国が初めてでタクシー相場がわからなければ、事前に予約しとくのがおすすめだ。
コロンボのバンダラナイケ空港から、今回向かう街ヒッカドゥワまで車で揺られること2時半。
小さい国かと思いきや、実は九州や台湾と同じくらいの大きさ。
意外と広いスリランカ!
google mapでみると空港は西の真ん中あたり、それを南下していくとヒッカドゥワの街だ。
今回、予約していた宿はここ。
タートルズレスト&カリーボウル。
なんか可愛い名前じゃない?
全然土地勘なかったけど、
「なるべくサーフポイントから近くで綺麗で安いとこがいい!!」
って、調べに調べた。
値段も4泊5日で10,540円とかなりお手頃。
ヒッカドゥワのサーフポイントをまだ正確に把握していなかったので、だいたいの場所を想定してこの宿を予約したのだ。
宿探しのサイトのエクスペディアやアゴダでは地図に料金比較と位置情報が表示される。
だから目的地付近の宿を探しやすい。宿探しにはおすすめだ。
宿に到着したら、すぐに部屋に案内される。
小さなリゾートホテルって感じで雰囲気もとってもグッド!
部屋の中には、一人ではデカすぎるくらいのベット!
暖かい国では、蚊が多いので大きな虫除け天秤カーテンまでついていて文句なし。
シャワーも、湯煎機がついていてしっかりお湯もでた。
オーナさんは女性の方で、とってもとっても親切に観光案内をしてくれたり、
「わからないことあったらいつでも私に聞いてね」
ってとにかく優しい。
まるで母のような方で安心できる。
小さなホテルって、そんなアットホームできめ細やかな対応をしてくれるとこがいい。
一人だし、初めて行く国だし、本当にこの宿にしてよかった。
この広さ、綺麗さ、さらには親切なオーナーさんであの値段だったら私は文句なし。
その日はもう遅かったのでシャワー浴びて適当に食べて、すぐに眠りに落ちた。
タートルズレスト&カリーボウルさん
1泊2,000~3,000円前後で泊まれる目の前がビーチでロケーションバッチリの宿。女性オーナーが親切!
Day2 レッツサーフィン!
次の日の朝、清々しい朝日で目覚める。
「とりあえず海!」って思ってホテルの庭に出ると・・・
目の前はビーチ!最高!!
でも問題のサーフポイントはどこ?
ビーチは左右にずーっと長く先は続いているけど、近くにサーフポイントらしきところは見当たらない。
とにかく、朝食を食べてすぐにサーフィンへ行こう!!
ホテルまではお友達が紹介してくれたサーフガイドのカルーさんがトゥクトゥクで迎えにきてくれた。
スリランカにくる前からSNSで事前に英語でやりとりをしていた。
会ってみたら日本語もとっても上手でびっくり!
日本人の奥さんがいるからだろう、まるで日本人のような気遣いで対応してくれる。
そして初めて会ったのにとっても親しみやすい。
カルーさんはヒッカドゥワのポイント近くのビーチにある「Ocean Brother’s surf school」というショップオーナーだ。
サーフガイドはもちろんレンタルボード、サーフレッスンもやっている。
Ocean Brother’s surf schoolさん
完全日本語対応で、きめ細やかな対応が日本っぽい!とても信頼のできるサーフガイド。
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まずはヒッカドゥワメインポイントに案内してもらう。
ホテルからメインのサーフポイントまでは徒歩8分。
トゥクトゥクは5分もしないうちにあっという間に着いた。
あとでビーチまで歩いてみたけど、暑かったためかホテルからメインのポイントまで結構遠く感じた。
いろいろ散策しながら歩くのもいいけど、慣れてきたら道路に出てトゥクトゥクを拾うのがいい。
トゥクトゥクだったら街中で走っているし、すぐに捕まえられる。
サーフボードも乗るし、なんたって、スリランカっぽくて良し!!
ちなみにメインポイントの場所は、この地図の「Surfing Beach Guest House」の目の前。
建物がたくさん並んでどこから入るかわからなかったら、このホテルまでナビしていけばすぐにみつかるだろう。
話を本筋に戻そう。
まずカルーさんのショップで良さそうなボードを選ぶ。
エントリーする場所や、「左側はリーフがでてるよー」などの注意点を聞いて、ヒッカドゥワメインポイントにエントリー!
波はこの日が一番デカかった。セットで頭くらい。
なんたって、リーフの波。
パワーはあるし、綺麗にブレイクするし最高に楽しい!
乗ってはまたピークに戻り、乗ってはまたピークへ。
何回繰り返したかしら。
そのうち、だんだんと人も多くなってきた。
休憩がてらにちょっとインサイドから狙って乗ってみたり、みんなが狙ってないレギュラーのほうに乗ってみたり。
まずはヒッカドゥワのポイントの特徴を探りつつ、初日の波を存分に堪能。
ここはヒッカドゥアのメインポイントなので、結構気軽に入れる雰囲気。
ソフトボードの観光客もインサイドにぽつぽつといる感じ。
もちろん上手な人もたくさんいる!
ラインナップにいるサーファーが話している言葉からすると、おそらくヨーロッパの方面から来ているサーファーが多い印象。
年齢層も20代~60代くらいと広め。
ピークには来るなみいたいなローカルがきつい感じもなく、みんながそれぞれサーフィンを楽しんでいる。
レギュラー、グーフィーどちらもいけるけど、グーフィーの方はとにかく長く乗れる。なんたって良い波!!
レギュラーも結構良い波くるけど、乗り過ぎて浅くなったところでリーフに足が付くと焦る。
リーフのためアウトが遠く波の状況がよくわかる写真をお見せできないのがとっても残念。
カルーさんより、ヒッカドゥワメインポイントでの写真を入手したからそれを載せておこう。
写真ではわかりにくいけど、海の水も綺麗で透きとおっていて、
いかにも南国!感じのロケーションでサーフィンができる。
ちなみに、カルーさんはスリランカの大会に出場する程の上級者。
一緒に入っている時も、エアーまでしてるし、とにかくパワフルなライディングですごい!大きなラインでカットバックする姿!かっこよかったな。
私もいつかこんな上手くなれたらいいな!
潮もだんだん引き出して危ないし、お腹も空いたので1ラウンド目はお昼くらいに終了。
結果、「やっぱグーフィーが良かったな~!」
なんたって、ビキニでのサーフィンは最高に気持ちがよい!
その後、カルーさんに
「お昼はザ・ローカル!みたいなご飯が食べたいです!」
とお願いしたところ、ヒッカドゥワの海目の前にあるレストランに連れていってもらうことに。
インドネシアのナシチャンプルのようなもので、ライスに自分で好きな物をチョイスして盛りつけ。
「これを右手で食べるんだよ。」ってカルーさんが教えてくれる。
スリランカでは左手は『不浄の手』と言って、握手や食事は右手らしい。
いつもトリップにくる度に、私はその国の文化やその国でしか味わえないようなローカルな体験をたくさんしたいと思っている。
よし!私も手で食べてみよう!
ってことで試みたけど・・・慣れないせいか上手に食べられない。
味は、食べやすくて値段の割に量も多い。
かなりお腹一杯になった。
アジア圏は基本的に食べ物が似てるから、食にはあまり苦労しなくていい!
一旦、ホテルに戻り、休憩。
Surf Eat Sleep Surf。もう最高~!
そして夕方から、2ラウンド目。
「午前中より少し波のサイズ下がったかな~」と思ったら、疲れ果てたくらいに潮の関係かどんどんサイズがあがってきてた。びっくり。
波質は、風がなかった1ラウンド目のほうがやっぱり良く感じたけれど、薄暗くなるにつれて人も全然いなくなる。
結局2ラウンド目もたくさん乗れて大満足!
どこに行ってもリーフポイントはしっかり潮回りをチェックして把握しておくのは本当に大事。
そして、なんたってサンセットが綺麗。
サンセットが海側に落ちていくのは私が現在住んでいる宮崎県とは真逆なので貴重な時間だ。
この瞬間、「私インド洋でサーフィンしてる!」って、やっとスリランカにサーフトリップに来ている実感が湧いてきて、一人で感動。
帰り際、ホテル近くにこんな可愛い雑貨屋さんがあって、ちらっと寄ったらスリランカのお土産に持ってこいの可愛いサーフスティッカーを見つけた。
ここ最近、日本人サーファーの中でもスリランカトリップが流行ってきていると聞く。
スリランカ自体はまだ未開発な感じ。
きっとだんだんとこんな感じのおしゃれなショップやサーファーが好きそうなカフェが増えてきて、道路や交通の便も良くなってきたら、バリみたいにどんどん日本人サーファーがたくさん訪れるような場所になるんだろうな。
日常から離れているせいだろうか。スリランカの夜の風が異常なほど心地よく感じる。
明日はどんな波がまっているのだろう。
そんな期待を膨らませながら宿へと戻ったのだった。
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