南台湾サーフトリップも終盤。
佳楽水(チャーロースイ)での5日間もあっという間でした。
この日は帰国のために台北に移動する日です。
行きと同じように高速バスと新幹線を乗り継いで台北へ移動します。
台北へ
サーフボードを抱えての大移動は大変です。
体力温存のため朝一のサーフィンは控えてパッキング。
っていっても、普段使いのバックパック一つとボードケースのみですけどね。
せっかちなため1時間前に準備が完了。時間まで暇・・・
航空券とかパスポートとか色々心配になってまた荷物を出したり入れたり謎の作業を繰り返します。
この荷物の量なら15分前に準備すれば出られるはずなんですけどね。
最期の朝食を頂きガイドのアシェンに恒春のバス停留所まで車で送ってもらいます。
停留所にはすでに高尾行きへのバスが停まっており、荷物をバゲッジルームに詰め込んで、アシェンと再開を約束する握手。
バスに乗り込むとバスはすぐに走り出し、徐々に少なくなる海の景色を名残り惜しむように車窓を眺めること3時間。
次に新幹線で高雄から台北へ。
バスや電車に乗るためには場所を聞いたりチケットを購入したり、何かしら現地の人とのコミュニケーションが発生します。
知っている限りの英語単語と勉強してきた北京語を織り交ぜながら身振り手振りで意思疎通を図りますが、いわんとしていることが通じて会話が成立した時の達成感というか満足感がたまりません。
普段は人と接するのがあまり得意でない私も、
サーフトリップでは無駄に道を聞いたりと、普段の自分より少しだけ積極的になれます。
帰りも来たときと同じように台北で1泊します。
佳楽水(チャーロースイ)から半日かけて台北へ移動し、あらかじめ予約しておいたドミトリーの宿にチェックイン。
サーフボードを抱えて言葉の通じない国での移動は数倍の疲労感です。
既にぐったりですが、せっかく台北で一泊するので台北市内を散策しましょう。
とにかく腹が減った。食べ物を求めて街を彷徨います。
台北の街を歩くと、なんとも独特の香辛料の匂いがあちらこちらから漂ってきます。
たぶん八角?この独特の匂いと雑多な雰囲気が異文化を感じさせてくれます。
特徴的なのが、店の前の歩道にまで商品を陳列している店が多く、まるで歩道が店のようになっています。
商品を物色する人が歩道に溜まるので歩きにくいったらありゃしない。
この時期台湾ではもうすぐ春節(旧正月)です。
街のいたるとこでは春節のためのお飾りや巨大爆竹が売られており、それら装飾品で街が赤色に彩られています。
何を食べようか店を見ながら徘徊しますが、どれもしっくりきません。
そうだ、夜市へ行こう。
台湾では夜になると屋台で賑わう夜市があちらこちらにあります。
さまざまなローカルグルメを味わうことができるのです。
せっかくだから汚たなシュラン的ローカルフードを食べよう!
徒歩で行けそうな夜市をGooglemapで探します。
辿り着いた夜市は、雨風を防げるように簡易的なアーケードになっており、
200mほどの距離で屋台がずらり。
なんだかお祭りの屋台のようでワクワクします。
リゾートなどの景色の綺麗なところもいいですが、こーいうアジアな雰囲気嫌いじゃないです。
夜市では色んな店で色んな物をちょこちょこ梯子しながら食べるのが楽しい。
衛生的に大丈夫?と不安になりそうですが、
旅先でその土地土地のバクテリアを腹に収めるのも旅の醍醐味。
とか言いつつ、良くわからない食べ物はチャレンジできないビビりなオヤジ。
そんなこんなでラストナイトは台北の街を徘徊し、翌日昼の便で今回の旅を終えたのでした。
[ad1]おわりに
日本から飛行機でわずか3時間の台湾。
気軽に行ける海外です。
でも地方の宮崎から台湾の南端まで行くのは、そう気軽なものではありませんでした。
いつでもどこかでいい波が割れているバリ島やハワイとは異なり当たり外れもあります。
正直今回のサーフトリップでは「波を当てた」と言うには程遠いコンディションでした。
それでも今回のサーフトリップでは飛行機に乗るだけでいい波にありつけるようなサーフトリップでは味わえないちょっとした『冒険』を感じることが出来ました。
自分の足と現地の交通手段を使って目的地へ向かう、そういうサーフトリップもなかなかいいもんですね。
もっと色んなところへ行きたい。そんな思いをより掻き立てるサーフトリップとなったのでした。
さて、次なる旅にむけて頑張って稼がないと。
今回お世話になったサーフガイドの会社はチャーロースイカンパニーさん。
通常は日本人ガイドさんのようですが、都合により多少日本語ができるローカルガイドのアシェンがお世話をしてくださいました。
ありがとうございました。
佳樂水有限公司 jia le Shuei company
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