2019年印象に残った出来事と注目のプロサーファー

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Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

この記事では2019年のサーフシーンについてのまとめ記事です。

「競技サーフィンとかはあまり興味ないけど、ちょっとはサーフシーンの動向も知っておこうかな」
「若い頃サーフィンしてたけど、最近のサーフシーンってどうなってるの?」
「さっきサーフィン始めたばかりでわからんから、サーフシーンの動向を3行で教えれ!」

そんな方のために「これを読めば2019年のサーフシーンの流れがちょっとわかる!」というような、
2019年に印象に残った出来事や注目のサーファーについて独断と偏見全開でお伝えしていこうと思います!




2019年のサーフシーンで印象に残った出来事

五十嵐カノアプロWSLイベントで日本人初優勝成し遂げる

まずなんといってもWSLイベントにて日本人初優勝を成し遂げた、五十嵐カノアプロの『CoronaBaliProtected』での優勝。

コンディションにも恵まれ、五十嵐カノアプロらしい多彩な技を見せてくれました。
それだけでなく、私たちに「日本人だってできるんだ!」と勇気と自信を与えてくれました。

WSGin宮崎 世界のトッププロが宮崎に集結

9月に宮崎県木崎浜海岸で『2019 ISA WORLD SURFING GAMES in MIYAZAKI』(以下WSGで略)が開催されました。
東京オリンピックの出場権が関わる大会でもあったので、CTライダーをはじめ世界中のトップサーファーが来日してくれました。
台風が近づきハード気味なコンディションの中、波をメイクしていく姿はとてもスタイリッシュでした。

結果は、団体はブラジルが優勝。個人ではイタロ・フェレイラが金メダル。
我らが波乗りジャパンも大活躍!奮闘の末、国別ランキングで3位、国内の最高順位は4位入賞の村上舜プロ。おめでとうございます!
東京オリンピックのアジア枠を2枠獲得できたようで、今後が楽しみですね。

この二つはあまり競技サーフィンには興味のないサーファーのみなさんでもセンセーショナルなトピックスだったのではないでしょうか。

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2019年注目のプロサーファー

さて、次は2019年日本のサーフシーンを牽引しているプロサーファーをご紹介します。

五十嵐カノア プロサーファー

2019年11月現在は、世界ランキングが6位と着実に実力を付けてきている日本人プロサーファー。
『Corona Bali Protected』では、セミファイナルで、ケリー・スレーターを抑えてのファイナル進出!
そのファイナルでは、オフザリップ、フローター、チューブと多彩な技を見せてくれました。

ご両親は日本人で、日本とアメリカの二つの国籍をもっています。
サーフィンだけでなく学問にも秀でており、15歳の時に飛び級で高校を卒業したとか。
語学はなんと英語・日本語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語の5ヶ国語を使いこなします。

主なスポンサーは『クイックシルバー』他にも『木下グループ』『Red Bull』『Oakley』『Ocean & Earth』『Sex Wax』。サーフィンに関連性の薄い企業もあり一流である証といえます。

これまでの主な戦績
  • 2014年 WQS Shoe City Pro 優勝
  • 2015年 WQS Mahalo Surf Eco Festival 優勝
  • 2015年 WQS Vans Pro 優勝
  • 2016年 WQS Pantin Classic Galicia Pro 優勝
  • 2016年 WQS Hang Loose Pro Contest 30 Anos 優勝
  • 2016年 WCT Billabong Pipe Masters 2位
  • 2017年 WQS Shoe City Pro 優勝
  • 2017年 WQS Vans US Open of Surfing 優勝
  • 2017年 WCT MEO Rip Curl Pro Portugal 3位
  • 2017年 WCT Billabong Pipe Masters 3位
  • 2018年 WQS Pro Santa Cruz 2018 pres. by Oakley 優勝
  • 2018年 WQS Vans US Open of Surfing 優勝
  • 2018年 WCT Corona Open J-Bay 3位
  • 2018年 WCT Surf Ranch Pro 3位
  • 2018年 WQS EDP Billabong Pro Ericeira 2位
  • 2019年 WCT Corona Bali Protected 優勝

村上舜 プロサーファー

湯河原町吉浜がホームブレイク、イケメンサーファーとしても知られています。
10代後半で数々の国内タイトルを獲得しています。

ISAワールドサーフィンゲームスは、2年連続でファイナル進出。
今回の大会では『キング』ことケリー・スレーターを抑えての4位入賞は、素晴らしい快挙でした。
形の悪い波や小さい波でも、最後まで攻め続けるシーンは、プロ意識の強さを感じました。
スピーディーなライディングからのリップアクションがとても印象的です。

2020年東京オリンピックのアジア枠の一つを、暫定的に獲得したようです。
今大会で、世界でも通用するサーフィンを見せてくれました!
またその後行われた『WQS white buffalo 日向プロ』では優勝しており実力を証明しています。

CT入りも夢ではないかも!?今後の活躍を期待したいです。

これまでの主な戦績
  • 2013年 WQS Malibu Hyuga Pro 優勝
  • 2015年 JPSA Blue Eco System ALL JAPAN 優勝
  • 2015年 JPSA 新島プロ 優勝
  • 2015年 VISSLA ISA World Junior 4位
  • 2016年 JPSA 伊豆下田CHAMPION PRO 優勝
  • 2016年 JPSA 新島サーフフェスティバル 新島プロ 優勝
  • 2016年 WQS Trump 日向プロ 優勝
  • 2017年 JPSA ALL JAPAN PRO 新島 優勝
  • 2018年 ISA World Surfing Games 4位
  • 2019年 ISA World Surfing Games 4位
  • 2019年 WQS white buffalo 日向プロ 優勝

松田詩野 プロサーファー

6歳で茅ヶ崎の波乗りをマスターしたという逸話があり、13歳でプロデビューして数々の成績を収めるなど、天才的な女子高生プロサーファー。
メディアにも取り上げられるほど、かわいらしいルックスで定評があります。

この愛らしい姿からは想像しにくいですが、高さのあるオフザリップを華麗にキメてしまうところに凄さを感じます。

『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』で、松田詩野プロのアジア1位が確定しました。
東京オリンピック出場は、ほぼ獲得したのではと言われています。

これまでの主な戦績
  • 2016年 WQS Trump 日向プロ 優勝
  • 2016年 WQS 伊勢志摩プロジュニア 優勝
  • 2016年 WQS 一宮千葉オープン 2位
  • 2016年 WQS 日本リージョナルチャンピオン
  • 2017年 WQS 南房総ジュニアプロ 優勝
  • 2017年 WSL JAPAN ウイメンズジュニア 年間チャンピオン
  • 2018年 ISA World Junior Surfing Championship U-16 Girls日本代表 個人2位
  • 2018年 WQS 伊勢志摩プロジュニア 優勝
  • 2018年 WQS 一宮千葉オープン 優勝
  • 2018年 WQS 南房総ジュニアプロ 優勝
  • 2019年 WJC ASIA Championship 準優勝
  • 2019年 WQS ロイヤルセントアンドリュースホテルロートアルフレッドクラシック 2位
  • 2019年 WQS 一宮千葉オープン 3位
  • 2019年 第1回ジャパンオープンオブサーフィン 優勝

まだ17歳ですので、これからが楽しみな選手です!

脇田紗良 プロサーファー

日本サーフィン界のレジェンドでビックウェーバーである脇田貴之を父とする脇田紗良プロ。
今時のサーファーガールといった感じで自身のインスタグラムではその様子が伺えます。

藤沢の海で育ち、幼少のころサーフィンが怖かった時期があったそうです。
しかし、そこは親譲りなのでしょうか。13歳でプロテストに合格、大会では素晴らしい戦績を残しています。

これまでの主な戦績
  • 2017年 JPSA/夢屋サーフィンゲームス田原オープン/優勝
  • 2017年 WSL Minami Boso Junior Pro 準優勝
  • 2017年 JPSAジャパンプロサーフィンツアーショートボード第1戦 3位
  • 2017年 一宮 いすみ プロジュニアサーフィン 千葉県知事杯 3位
  • 2017年 JPSAジャパンプロサーフィンツアーショートボード第6戦 3位
  • 2017年 WSL Ise Shima Pro Junior 準優勝
  • 2017年 JPSAジャパンプロサーフィンツアーショートボード第8戦 3位
  • 2017年 Women’s Junior Tour Rankings(Asia)2位
  • 2017年 JPSA ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2018年 Flight Centre Burleigh Pro 準優勝
  • 2018年 JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018ショートボード第6戦サーフアイランド種子島プロ優勝
  • 2018年 WSL Ise Shima Pro Junior 2位
  • 2018年 JPSA ジャパンプロサーフィンツアーショートボード第6線 新島 優勝
  • 2018年 VISSLA ISA WORLD JUNIOR SURFING U-16 日本代表 3位
  • 2019年 WSL Sisstrevolution Central Coast pro QS3000 準優勝
  • 2019年 WJC ASIA Championship 優勝

若干16歳にしてこの成績ですし、スポンサーにも恵まれていますので、将来が非常に楽しみですよね。

2019年WCTの動向

現在WCTランキング首位はイタロ・フェレイラ。女子はカリッサ・ムーア

サーフィン最高峰のリーグWCT(World Championsip Tour)では、WSGでも優勝を果たしたイタロ・フェレイラ、女子はカリッサ・ムーアが首位となっています。
残す第11戦『Billabong Pipe Masters』で2019年のWCTチャンピオンがが決定します。

2018年チャンピオンのガブリエル・メディナは現在2位。
2018年女子チャンピオンのステファニー・ギルモアは現在5位。

2016、2017年と2年連続でWCTを制したジョンジョン・フローレンスは、2018年に負傷した右ひざを今季第5戦Oi Rio Proのヒート中に再び負傷。
復帰は来季の見込みのようで、東京オリンピックは、微妙になってきたのは残念です。。。

五十嵐カノアプロは現在6位で好成績を残しています。

動画視聴回数ランキング

WSLの『Corona Bali Protected』『Oi Rio Pro』『Corona Open J-Bay』の大会から、YouTubeの視聴回数、いいねの多いものBEST3を調べてみました
(※調査日は2019/10/7 五十嵐カノアプロの活躍した大会で参照。全大会を集計すると大変なので。。。)

1位 再生数298766回

CT第6戦 Corona Open J-Bay
ファイナル Gabriel Medina VS Italo Ferreira

2位 再生数230863回

CT第3戦 Corona Bali Protected
セミファイナル Kelly Slater VS Kanoa Igarashi

3位 再生数17850回

CT第3戦 Corona Bali Protected
ファイナル Kanoa Igarashi VS Jeremy Flores

いいね数ランキング

1位 3580いいね

CT第6戦 Corona Open J-Bay
ファイナル Gabriel Medina VS Italo Ferreira

2位 1249いいね

CT第5戦 Oi Rio Pro
ラウンド16 Filipe Toledo VS Kelly Slater

3位 1198いいね

CT第5戦 Oi Rio Pro
ファイナル Filipe Toledo VS Jordy Smith
 

上位のほとんどがブラジル勢。
サーフィン大国は視聴者も多いということでしょうか!?

スポンサー契約やCM契約の動向

コンテストの賞金よりも高額になるスポンサー契約金、額を見てプロの世界を感じます。
気になったのが、美容系、健康食品系などヨコノリ系スポーツとは馴染みの薄い一般企業がプロサーファーのスポンサーとして増えつつあることです。

五十嵐カノアプロは、「SHISEIDO BLUE PROJECT(シセイドウ ブループロジェクト)」のアンバサダーに就任しました。
海や環境を配慮するプロジェクトで、WSLの選手達と協力して、商品の開発を検討するようです。
また地元団体と共同でビーチクリーンも実施するようです。

松田詩野プロは、セレブに人気の『FIJI WATER』とスポンサー契約を締結、ミネラルウォーターを持っている姿を見かけますね。
トータルビューティーケアブランド「LUX(ラックス)」とも契約しています。

脇田紗良プロは、アスリート向けスポーツ用ゼリー飲料「SPURT(スパート)」とのスポンサー契約がありました。
環境や美容、健康は、話題性があるので、スポンサーとの共同活動も充実しているんですね。

テレビCMではVISAカードのCMに五十嵐カノアアプロ。
スマートフォンGalaxyのCMには前田マヒナプロとプロサーファーがTVCMに起用されています。

サーフィンがオリンピック正式種目となったことで、メディアなどにも確実に注目されはじめているのがスポンサー契約の動向を見てもうかがえますね。
プロサーファーはサーフィンだけでは食べていけないという厳しい印象でしたが、今や夢のある職業と変化しつつあるのかもしれませんね。

【WSL WCT WQS JPSA NSA】サーフィン関連団体や大会の仕組みをざっくりと説明するよ

まとめ

2020年東京オリンピックに向けて、波乗りジャパンは好成績を積み上げ確実に始動しはじめています。
これからも成長し続ける波乗りジャパンとさらなるサーフシーンの盛り上がりに期待したいものです!

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