サーフィンに最適な3つのおススメサーフィン保険を比較!

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

サーファーにとってサーフィンをしている時間は、頭・体・気持ちの全てをリラックスさせられる至福の時間。
ですが、必ずしも安全ではないところがサーフィンの虜にさせる要因の一つでもあります。

不安や恐怖といった感情もサーフィンの一部。
いつなんどき何が起こるかはわかりません。

「もしもの場合にどうすればいいんだろう?」
なんて考えたことはありませんか?

今回は万が一に備えることができる、サーフィンに最適な3つのおススメサーフィン保険をご紹介します。




サーフィンに危険はつきもの

海という大自然を相手にするスポーツですから、天気や波の状況・混雑具合などによってさまざまな危険が隣り合わせです。
例えば・・・

  • ライディング中の人と接触した
  • サーフボードをぶつけてクラッシュ(ぶつけて割れること)した
  • 波に揉まれてサーフボードで身体を殴打した
  • 波に揉まれてフィンで身体を切った
  • 盗難にあった
  • 潮流に流されて戻れなくなった
  • 波に飲まれて溺れた

などのように軽度の事故から死に至るような大きな事故まで起こります。

また、何かのショックによって筋肉が痙攣を起こしたり、心臓発作を起こしたり、頭部打撲によって意識を失う事なんて事もまれに起こります。

過去にあった悲惨な事故
バリ島で日本人サーファー溺死

2018年バリ島の某リーフポイントのインサイドで顔を海面にうつ伏せて浮いているのを発見される。その場に居合わせたサーファーたちに引き上げられたが既に息がなかった。
当時波も大きく、遺体には頭部に外傷がみられた。波にのまれた際に頭部をリーフ(海中のサンゴ礁や岩礁など)にぶつけて溺死したと推測されている。

サーフィン中に心筋梗塞

2019年春、宮崎県の某ポイントにて中年のサーファーがサーフィン中に死亡。当時の波は大きくなかったが、サーフィン中に心筋梗塞を起こしたことが原因とされている。

ショートボードのノーズが腹に刺ささる

20年ほど前に起きた都市伝説化している話。二人が向かい合う形で一つの波に乗り一人がボードを蹴り飛ばす形でワイプアウト。
蹴り飛ばしたボードがもう一人の腹に刺さり、内臓が出るほどの大けがを負った。

その後どうなったかは不明で都市伝説的だが、ありえない話ではない。

自分だけが病院にかかるほどの怪我をしてしまうのも、もちろん大変ですが、そんなに大きな問題ではありません。
他人を怪我させてしまったり、板を壊してしまったりなんて事になると、とんでもない金額が請求される場合もあり、そうなると大問題です。

また海への行き来に使う車や自転車で事故が起きる可能性もあります。

そんな万が一の危険に備えるため、サーフィン中の事故や怪我に対応できる保険に加入しておくと安心してサーフィンを楽しむことができます。

どんな保険が必要?

保険を選ぶのに重要となるのが、どのようなことに対して保険を掛けることができるのかということです。
サーフィンで起こりうる事故に備えたいのは以下のことでしょう。

  • 自分への傷害
  • 他人への損害
  • 救助
  • 交渉
  • サーフボード

一概に保険といっても様々な種類があり、何を重視するかは人それぞれ異なります。
しっかり保険商品の内容を精査して自分にあった保険商品を選ぶことが大切です。

なお、一般的に保険の種類は以下のような種類に分けられます。

害保険

自分への障害に対する保険です。
偶然の事故によって自分がケガを負った時に備えることができます。

例えば、サーフィン中に自分の失敗でケガをした時、治療費にかかる入院費や通院費をおぎなうことができます。

賠償責任保険

他人への損害に対する保険です。
偶然の事故によって、他人にケガを負わせたり、他人の物に損害を与えた時に備えることができます。

例えば、ワイプアウトして流れた自分のボードが近くにいたサーファーに当たり、その人のボードを破損させてしまった時に弁償費用を補填してくれます。

他人に損害を負わせてしまった場合、大きな事故ともなると人生を変えてしまうほどの賠償責任が発生する場合もあります。

サーフィンにおいても賠償責任保険には必ず加入しておくことをおススメします。

救助者費用等保険

救助に対する保険です。
救援対象者の緊急な捜索・救助活動を要する事が起こった時に備えることができます。

例えば、離岸流(沖への流れ)により流されて捜査活動がおこなわれた場合に、救助活動にかかった費用を負担しなければならない時に保険金が支払われます。

携行品損害保険

外出時の偶然の事故によって、身の回り品を盗まれたり、壊してしまったときに備える保険です。
ただし、サーフボードはほとんどの保険商品で補償対象外となっています。

示談交渉特約

他人との交渉に備える保険です。
被保険者に代わって保険会社が相手もしくは相手方保険会社と交渉を行ってくれます。

おすすめの保険商品

サーフィンに適した保険商品を3つピックアップしてみました。
人によっては重視すべきところが異なってくると思いますので、ランキングではなくあくまでピックアップです。

NSAサーフィン賠償責任保険

NSA(日本サーフィン連盟)会員になると自動加入する賠償責任保険です。
サーフィン中の事故により発生した損害賠償を3,000万円まで補償してくれます。

【保険期間】
年会費入金の翌日より1年間

【補償内容】

  • 個人賠償責任 3,000万円

公式サイトに記載されている補償内容↓

サーフィン中の偶然な事故により他人をケガさせたり、他人の物を壊したりしたことにより法律上の損害賠償を負担した場合、1事故につき3000万円を限度として損害賠償金をお支払いします。

※保険会社及び保険代理店は示談交渉には介入できません。

支払限度額3,000万円
(対人賠償と対物賠償の区別はありません)
(1事故につき 自己負担額 30000円)

会員の種類は正会員とオープン会員の2種類がありますが、保険の内容は同じです。

出典:NSA

補償内容は相手への弁償のみで、自分の怪我への補償や示談交渉はありません。
それでも、NSA公認の大会出場権利検定受講波情報無料配信などを利用できて、年間3,500円(もしくは5, 000円)の保険料の安さは魅力です。

『NSAサーフィン賠償責任保険』公式サイトはこちら>>

ちょこっと保険 海大好きプラン

Yahoo! のアカウントをもっていれば月々350 円から加入できて、マリンスポーツ中のさまざまなトラブルを補償してくれる保険です。
マリンスポーツでの事故だけでなく、日常生活のさまざまなシーンまで補償してくれます。

出典:Yahoo!Japan保険

【保険期間】
お申込日の翌日より月末まで

【補償内容】

  • 傷害入院保険金(日額・日帰り入院から) 1,000円
    ※傷害手術保険金が自動で設定されます。
  • 傷害通院保険金(日額・1日から) 500円
  • 個人賠償責任保険金(1回につき) 1億円
  • 救護者費用等保険金(保険期間通算) 100万円

傷害死亡保険金や傷害後遺障害保険金を追加したり、補償金額の変更など自由にカスタマイズできます。

月々350円から加入でき、マリンスポーツでの補償だけでなく、日常生活での補償もついているので安心です。

『ちょこっと保険 海大好きプラン』公式サイトはこちら>>

au損保 国内旅行保険

サーフトリップに最適な旅行保険。
出発から帰宅まで旅行でのさまざまなトラブルを補償してくれる保険です。

【保険期間】
日帰りから13泊14日まで選べる
(出発から帰宅まで補償されます)

【補償内容】

  • 死亡保険金・後遺障害保険金 500万円
  • 入院保険金日額(入院1日につき) 4,000円
  • 手術保険金(手術により) 2万円または4万円
  • 通院保険金日額(通院1日につき) 1,000円
  • 個人賠償責任(自己負担額なし) 5,000万円
  • 救助者費用等 200万円

国保や社保の効かない海外で病院にかかったらバカ高い費用が掛かってしまうのはご存じですか?

そんなサーフトリップ中の病気や怪我以外にも、
他人に対する賠償責任や、遭難時の救援費用の補償までついているのに、保険料が非常に安いのが魅力です。

携行品損害補償や、示談サービスはついていませんが、
日帰り~1泊2日のプランだと262円からの保険料で加入できます。

入院・通院は、1日目から補償があります。

『au損保 国内旅行保険』公式サイトはこちら>>

比較

それぞれの保険商品を比較してみました。

補償内容/保険商品名 NSA
サーフィン賠償責任保険
ちょこっと保険
海大好きプラン
au損保
国内旅行保険
保険期間 1年 1ヶ月 日帰り~
1泊2日から13泊14日
死亡保険金・
後遺障害保険金
なし なし 500万円
入院保険金日額
(入院1日につき)
なし 1,000円 4,000円
手術保険金
(手術により)
なし 5千円または1万円(※) 2万円または4万円(※)
通院保険金日額
(通院1日につき)
なし 500円 1,000円
個人賠償責任 3,000万円
(自己負担額 3万円)
1億円
(所定の自己負担額あり)
5,000万円
(自己負担額なし)
救助者費用等 なし 100万円 200万円
保険料 3,500円/年
(または5,000円)
350円/月 日帰り~1泊2日 1回262円

※このプランの被保険者は、被保険者として指定された本人での比較です。
※保険金額の増減や、他の補償内容追加など自由にカスタマイズできるプランもあります。
※手術保険金は、入院中に受けた手術の場合入院保険金日額の10倍、それ以外の手術の場合入院保険金日額の5倍の支払い額になります。

まとめ

今回ご紹介した保険はほんの一例ですので、この他にもさまざまな保険があります。

いざという時に役立つ保険ですが、基本的に事故がなければ掛け捨てです。

それでも万が一に備えることで、安心してサーフィンができるようになるので、より充実したサーフィンライフを送れるでしょう。

ただし、保険に加入する際は、サーフィンで起こりうる事故に対応できる補償が盛り込まれているかどうか、内容や免責事項をしっかり確認しましょう。

サーフィンに行く頻度、大会出場の有無、検定受講、波情報無料配信など、ご自身のライフスタイルにあった保険を選ぶ事も可能なので、まずはご自身のサーフィンライフを見直し、自分にぴったりあった保険をお選びください。

保険はいっててよかった!っていうサーフトリップ中に怪我とか風邪引いた話も是非!↓

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