サーファーを題材にした小説『岬バーガー』レヴュー

小波が続く梅雨どきの今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
暇さえあればサーフィンムービーを見てグッドウェーブへの思いを馳せているわけですが
余計悶々としちゃっているオヤジサーフです。
どうもこんにちばんわ。

サーフィンムービーも面白いですが最近私はサーフィンやサーファーを題材にした小説にも嵌っています。
そこで最近読んだサーファーやサーフィンを題材にした小説をご紹介します。

今回ご紹介する小説は本間英治氏による「岬バーガー」。


岬バーガー

初版:2008年(単行本)
著者:本馬英治
容量:189P
発行:小学館文庫

少年少女3人のサーファー達のひと夏の青春の物語です。
こんなあらすじです。

高校2年生の主人公とその親友、ふたりは過去に人が亡くなったというネガティブな噂のため人気の無いリーフポイントをホームとしているサーファーである。
海岸清掃をきっかけに少年たちはひとりの同級生の少女にサーフィンを教える事になる。
少年ふたりと少女はサーフィンを通じて絆を深めていく。

ある時から3人のホームポイントには謎めいた不思議な男が現れるようになる。
その男はポイントが一望できる崖の上に廃材で作った小さなバーガーショップを開店する。
ハワイ仕込みのバーガーショップはあっというまに評判になり高校生3人と男もいつしか心を許し合うように。
夏休みの期間中、主人公ら3人はバーガーショップを手伝うことになる。
彼等の場所でサーフィンをして、働いて、充実した日々が続くと思われた・・・

しかし彼等のポイントにはリゾート施設の再開発計画が決定し店は立ち退きを余儀なくされる。
再開発計画が進めば店も彼等の崇高なるポイントも失われることになる。
彼等の世界が侵されていく。

男と少年少女たちの立ち退き反対の戦いがはじまりクライマックスへと向かう。

夏の日差しと海辺の潮の香を感じるどこかノスタルジックな雰囲気があり、思春期の時に感じていた感情が蘇るようでした。

最初は3人の少年少女の間で繰り広げられる単なる恋愛青春ものかな と思いましたがそうではありません。
甘酸っぱい記憶が蘇るような青春ものであることは間違いないですが、3人の少年少女が過ごす熱い夏に著者の環境破壊に対するメッセージが随所にちりばめられています。

サーフィンを嗜んでいる者として色々と考えさせられました。
自分がいつも波乗りをしているポイントでこれからも先も波乗りを楽しむために何か貢献しているか?何ができるのか?
読み終えたあとサーフィンをしている人なら複雑な余韻が残るに違いありません。

難しい表現が少なくイメージしやすい表現で、活字苦手な人でもサラサラと読み進められます。
ページをめくるごとに、まるで自分の中の「海」が騒ぎはじめるようです。

うまくこの小説の良さが説明できませんでしたが・・・とにかく面白いぞ!

ブログランキングに参加しています。
暇つぶしにでもなったらポチッと愛のクリックをお願いします m(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 マリンスポーツブログ サーフィンへ

コメント一覧

  1. おやじファン より:

    是非読みたいです!

    • Oyajisurf より:

      おやじファン様
      コメントありがとうございます。
      単行本は1600円くらいしますが、文庫本だと500円くらいです。
      500円程度の文庫本を通販しちゃうと送料でバカみたいなので書店で発見したら即ゲットです!

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。
送信いただいたコメントは管理者が承認を行った後に表示されます。

CAPTCHA