今日も乗れた!

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

少しひんやりと感じる澄んだ空気が気持ちよい日曜の午前6時。
今日もTと共に前回同様の青島へ向かっています。
ここのところ台風の影響で木崎浜はサイズが上がっています。
体力に自身の無い私は一段サイズの下がる青島で無理せず楽しみたいところです。

今日は昼から予定はあるものの仕事は休みなためいつもよりゆっくり波乗りができます。

青島へ向かう車内、パームヤシの立ち並ぶ国道220号を走らせ、エアコンはあえてつけずに夏の朝を肌で感じます。
雲ひとつなく日が上がれば快晴になりそうです。
夏らしい空気感に私もTもテンションが上がります。

青島へ到着しました。無料駐車場は着替えをしているサーファーで活気を感じます。さすがに満車です。
無料駐車場の向かいにある有料駐車場へ停めようと考えますが、こちらも満車。

Tには路駐で待ってもらい、私は一人で波チェックに行き一瞬で戻ります。

T「波どうだった?」
私「腹くらいだけど、波まとまってていい感じ!」

ちょっと離れた海水浴場客向けの有料駐車場へ停め、冗談を言い合いながら準備を済ませます。

ボードを抱え場違いな格好で、普段サーファーは通らない海水浴場へ通じるお土産店街を通りポイントへ向かいます。
すでに海水浴場には観光客や海水浴客で賑わっています。

まるで波の無い海水浴場でサーフィンするようでちょっと恥ずかしい。。。

海水浴場からビーチ沿いに200mほど歩きホテルANAホリデイインの前付近へ到着。
ストレッチもほどほどに入水。

場所:青島 ANAホリデイインリゾート前
天気:快晴
サイズ:腹 セット胸
面:良い

生ぬるい海水を足首に感じながら、ズボズボと沖へ向かって歩いていきます。
セットとセットの間を見計らってスープにボードを放り投げ7fのファンボードに飛び乗ります。
ボードに仰向けになった瞬間、体重を支えているアバラに激痛が走る。

前々回あたりに痛めたアバラが前回の波乗りで余計に悪くなっているようです。
もしかしたらアバラにヒビが入っているのか骨折でもしているような痛みです。
しばらく休養しようかとも思ったのですが、テイクオフできたばかりなのに休養なんて勿体ない!

相変わらず腕や肩の筋肉はすぐに披露物質がたまり、さらにアバラの痛みも相まって辛さ倍増です。
正面から分厚いセットのスープが襲いかかります。
ドルフィンしようとするも腕のちからは既に限界でなかなか沈みません。
セットを喰らいボードから体が引き剥がされます。
海面に這い上がりすぐにボードに乗ろうとするも続けざまにセットの第2波が目の前に。

ボードを流さないように必死にしがみ付きながらボードごと波に巻かれます。

またすぐに海面に這い上がるとセットの第3波が。。。

「くっそおぉぼぼぼぼぼ!」

中途半端な体勢のまま波に巻かれ海中で2、3回転。
さすがに焦って海中でプチパニック。

溺れそうになりながらようやく這い上がったところでセットはおさまったようです。
思ったよりセットはパワフルです。
次のセットが来る前に急いでブレイクポイントを超えなくてはいけません。
息もきれぎれで筋肉も限界に達している中、渾身のちからを振り絞ってアウトに向かいます。

なんとかアウトに出ることができ一息つきます。

Tを探すもラインナップにはいません。どうやらTもハマっている様子です。
友人がハマって辛い思いをしているのを見るのはどうも面白いものです。何故か笑っちゃいます。

何度か波にトライし、乗れずにラインナップに戻ってる時のことでした。
疲れた腕をやすめやすめゆっくりパドルしていると、腕にふわぁ〜と何か細い糸のようなものが絡まる感触がしました。
その直後

ピリピリピリピリッ!

思わず「イテテ!」と声を出しボードから落ちそうになります。

腕を見るとチンクイに噛まれたような跡が線状に並んでいます。
もうクラゲが出ているようです。

しばらくすると少し離れた所に居たTも急にザバッと反射的に不自然な動きをしています。
Tも刺されたようです。何故か笑っちゃいます。

他にも明らかに刺された動きをしている人がちらほら。
ハブクラゲやカツオノエボシはもっと激しい痛みらしいので、今日のクラゲはさほど危険なヤツではないのでしょう。
それでもクラゲが確実にいると思うと不快感マックスです。

クラゲに怯えながら数回波にトライしていると
正面にセットの切れ目が迫ってきました。
形のよさそうなうねりです。

岸に向かってパドルを開始。
波のピークが真後ろに迫り無心で全力パドル。
急にスーッとボードが波に押されて加速する。
今だ!と腕立て体勢からボードに飛び乗るようにテイクオフ。
まるで海の丘に立っているような視界が広がる。
斜めに波のフェイスを滑りおり、そのままクローズセクションまで波に押されてボードは自然と走ってくれる。
波はスープへ変わりバランスを崩しこける。

なかなかのロングライディングがきまりました。
乗ったというよりファンボードの浮力により乗せられたという感じでしたが。。。

その後そう時間をかけることなく2本ほど滑り降りるだけのライディングですが乗ることができました。

それからしばらく波を捉えられません。
なんだか波の質が落ちている気がします。

心の声「うーん、最初はよかったんだけどなぁ。。。」

それもそのはず、徐々にポイントがずれ、気がつけば随分と横に流されています。
入水した時にいた遠く離れたラインナップには波待ちをしている人が塊になって見えます。
人が多いところに戻るのもなんだか気が進みません。
パドルして戻る気力もないヘタレな私は流されるまま流されます。
当然、波の質は落ちる一方です。

筋肉の疲労とアバラの痛みで波に乗れることなくインサイドとアウト側を行ったり来たりしています。
体力的にも潮時となり上がることに。

来た時よりも観光客の多くなった青島のお土産店街を歩いて駐車場へ向かうのでした。

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