平日はパタッと波が無くなり週末にサイズが上がる。
そんなサイクルが続いています。
今週も金曜日あたりからサイズが上がっています。
昨日の夕方は木崎浜でTheDayだったという噂。
今日もサイズ残るんじゃないかと期待していたのですが、残念・・・
ii-nami.comを見る限りでは前日まで肩ほどあったサイズも今日は一段と下がっている様子です。
少し用事を済ませて木崎浜へ向かいます。
午前8時前。
木崎浜へ到着。
既に太陽は強い日差しを海へまんべんなく照らしており、すがすがしい空と沢山の車がさらに週末気分を盛り上げてくれます。
期待したサイズではありませんが、気持ちの良い空と海の雰囲気を楽しみましょう。
加江田はぎっしりとサーファーの車が停車しており停車するスペースをがなかなか見つかりません。
諦めてそのままトイレ前へ。
トイレ前はなかなか良さげな波が割れています。
波は綺麗にブレイクし、柔らかそうなファンな波です。
しかし狭いエリアで波が割れているので人口密度が高めです。
トイレ前はショートの上手い人たちが集まり、ガツガツした雰囲気になりがちなのであまり好きではありません。
ですが贅沢言ってられません。
ラインナップの隅でも乗れそうな気がするのでここにしましょう。
サイズ: 腰腹 セット腹胸
風: サイドオフ
面: 悪くない
潮周り: 引き潮八分
3mmセミドライを着込み準備完了!いざ出陣!というところでハタと気が付きます。
「鍵・・・どうしよう・・・」
というのは、今日は訳あって実家の車で波乗りに来ているのですが、その車はスマートキーなのです。
スマートキーは、キーが近くにありさえすればドアロックは解除されます。
つまり、キーを隠くすだけでは意味がありません。
試しに車体の下にスマートキーを隠し、ドアのロックボタンに触れると・・・
ピピッ!
やっぱりキーを直接持っていなくてもロックを解除できてしまいます。
ウェットスーツ姿のまま呆然と立ち尽くし、何かいい方法はないかと車の周りをぐるぐる回ること数分。
結局良い案は思いつかず、できる限りの努力で貴重品を隠しノーセキュリティーに等しい車を置いて入水することに。
ストレッチもなしにラインナップの隅を目指してゲティングアウトします。
うねりの筋は入ってくるものの、若干タプタプした感じでなかなかうねりは割れません。
G-shockのタイドグラフはほぼ干潮を表示しています。
干潮間近でこのタプタプ感はどういうことだろうと、頭にハテナを付けながら波を待ちます。
なんとか鬼パドルで波を捉えるもすぐにうねりに戻り乗れたものではありません。
どうやら私が波待している付近は深いところのようです。
はっきりしたウネリに騙されてしまいました。
左側の密集地帯ではいいサイズのうねりがブレイクしています。
数本しょうもないライディングを繰り返した後、密集地帯へ行ってみます。
混雑具合が半端ない・・・
波待しているサーファーとサーファーの間隔が狭く、乗るどころか人をかわすのに精一杯です。
近くにいる女性サーファーの話声が聞こえます。
「次ラストで上がるわ。混雑具合がヤバいし」
こりゃヤバいよねぇ。。。
その後クラッシュしそうな場面を2度3度目撃し、私自身も身の危険を感じます。
波にトライするも必ず数人と競り合うことになるので、そうなれば無理せず譲ります。
こっちはこっちで、あぶなっかしくて乗れたものじゃない。
あっちはあっちで、割れなくて乗れたものじゃない。
さぁどっちを取ろう・・・当然私は安全を取ります。
と言いつつ無防備な車のことはすっかり忘れてしまっている私。
それからまた隅へと移り、なかなか割れないうねりとの追いかけっこを2時間ほど繰り返すのでした。
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