なんか解った気がする前荷重

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

宮崎では相変わらず膝腰の小波コンディションが続いています。
潮回りによっては腹くらいの時間帯があるようですが、平日の早朝は寒さとスモールコンディションのためなかなか暖かい布団から出られません。

最後にサーフィンしたのはいつだっけな。。。

今日は祝日。
部屋の窓から見えるどんよりとした灰色の空はモチベーションが上がらず、だらだらと午前中を過ごします。

しばらく塩水に浸かっていないとなにか部活の練習をサボっているような罪悪感のようなものを感じてきます。
小波ですが行きましょう。

お昼を済ませたところでいつもの通りドライブのついでという名目で嫁ちゃんを連れてレッツゴーサーフ!

2時過ぎにいつもの木崎浜へ到着。
昼間でも薄暗い空からはポツポツと小雨が降り、冬らしい寒さです。

それでも木崎浜は連休中ということもありサーファーで賑わっています。

サイズはセットで腹くらいありそうです。
そこそこ切れた波で思ったよりサイズがあるのでテンションが上がってきます。

場所:木崎浜 加江田ポイント
天気:
サイズ:腰腹
風:サイドオフ
潮回り:干潮
面:良好
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車を停め準備を始めると嫁ちゃんが今日はビデオを撮らないと言い出しました。

どうやらビデオを撮るのも飽きてきたようです。
休日に私の趣味に付き合わせているので致し方ない。。。しばらくビデオを撮ってもらうのは辞めましょう。

着替えを済ませ、1時間で戻ることを嫁ちゃんに告げストレッチもせずじゃぼじゃぼと入水。

小波では頭が真っ白になることはないのでしっかり課題を意識して練習!練習!

今日の課題
・前のめりにならないように前荷重
・ハイラインを維持

前のめりにならないように前荷重
私がよく参考にさせていただいている若手サーフコーチ林氏が最近YOUTUBEで以下のようなムービーを公開していました。

これはまさに今私が直面している問題です。
前のめりにならないよう、低い重心で前足に体重を掛けるように意識していきます。

波のハイラインを維持
小波の場合テイクオフ直後ボトムに降りすぎてしまいすぐスープに捕まってしまいます。
テイクオフ後すぐに横に走らせて波の高い位置をキープするようにしてみます。

今日は周囲100mに7~8人
ショート、ロング、めずらしくSUPも2名ほどいらっしゃいます。

波数多めでサーファーは散らばっているためほぼ乗り放題です。
力の無い波に鬼パドルでようやくテイクオフし、パンピングで乗り繋ぎほぼ波任せに滑るのみ。

波の力が弱るにつれ重心を低くし、前のめりにならないように膝に体重を乗せる。
もはや立つというより片足で膝立ちの中間姿勢。
すると、どこまでも岸に向かってボードは私を運んでくれるではないですか。

「そうか!こうやって前に荷重を掛ければいいのか!」

スープになってもキックアウトせずに繰り返し繰り返し中間姿勢で練習を行います。
しかしなぜかレギュラーでは上手くこの体勢が取れず途中で失速しおいて行かれます。

そんな中での1本です。

レギュラーの本日一番のセットが入ってきます。

いただきー!と言いながらピークに合わせ岸へ向け直し深いパドル。
完全にボードが滑り出すまで腕立て体勢を少し維持したのちにテイクオフ。

ボトムに降りきらないようにすぐにボードを横に向ける。
久しぶりに高い位置からの視界が広がる。

短いフェイスはすぐに力を無くし、いったんボードをボトムに向ける。
ニュートラルな体勢から前足に荷重をかけるとボードは斜面を下り
同時にフェイスも角度をつけ始めボードが加速する。

そのまま二漕ぎほど緩いアップスンのような動きになりショルダーがヒラヒラとしはじめる。
一瞬リッピングがよぎるも7’0″のボードはそのままリップを破壊しながら意図せぬプルアウト。

随分久しぶりにミッドレングスのディックブルーワーでアップスン的なことが出来たようです。
テイクオフ直後にしっかり波のハイラインをキープできたのが良かったのでしょうか。

「なんだやっぱりこのボードでも腰腹の波でアップスンできるんじゃん!」

そんな事を頭の中で言いながら、これまでこのボードでアップスンができなかったのはボードのせいではない事を確信します。

左腕に巻いたG-SHOCKは既に1時間を過ぎ、車で待たせている嫁ちゃんがに気になってきました。

何かしらの手応えとヒントを感じた私は、一本乗り終えると「もう一回ためしてみよう!」とまたアウトへ向かってしまいます。
これを繰り返すこと数回。徐々にサイズと波がまとまってきた上にほぼ乗り放題の海はなかなか私を帰らせようとはしません。

最後の一本を自分に約束すること数回、さらに30分が経過しキリがないので嫁ちゃんのまつ車へと戻ります。
本日の成果は、1時間30分で15、6本くらいのった感覚です。

「ごめーん!だいぶ待たせた!」と言いながらハッチバックを開けると。。。なんとポリタンクを積んでくるのを忘れていたのでした。

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