午前6時半木崎浜加江田ポイント。
強いオフショアが吹いています。
車の外気温は12℃ですが風があるため寒い・・・
今日は風に抑えられて波無くなっちゃったかなとあまり期待せずに来たのですが・・・ひゃっほーい!あるある!
天気:晴れ
サイズ:腹 セット胸
風:強めのオフショア
面:良好
潮回り:満ち込み五分
サイズは下がっているものの朝飯前にはちょうどいいくらいのサイズです。
あちらこちらでポコポコと切れたうねりが盛り上がり、綺麗に流れるように右へ左へと割れていきます。
うん、今日もいい波です!
沿道の脇には既に沢山の車が停まっています。
波チェックをしている松崎さんの隣に停め、お決まりの内容でコミュニケーションを取ります。
いい加減お名前をお伺いしないととは思うのですが、なんだか照れくさい。
準備を整えボードを脇に抱えてビーチへ降ります。
左右を見れば同じように続々とビーチへ降り立ったサーファー達が、まるで戦場を横に並んで進軍する部隊のように波うち際へ歩いていきます。
この時間に良く見る方々ばかりなので朝一部隊とでも名付けましょう。
朝一部隊は、ある者はストレッチをせずに、ある者は思い思いの方法でストレッチを行い、一人また一人と自分のタイミングで海へ突入しアウトに向かって進軍していきます。
私も遅れをとらないように後を追うようにパドルアウトしますがどんどんその距離は広がっていきます。
数回のドルフィンでアウトへ到着すると既に一つの集団ができています。
私もその集団の端っこ付近に紛れるとしましょう。
波はピークでのみ多少掘れますが、その後は緩やかに広がるフェイスを伴いながら雪崩のように規則的にブレイクしていきます。
早く乗りたい!
はやる気持ちを抑えながらセットを待ちます。
今日の課題
- 後ろ足の膝を内側へ入れる
- ターン時以外は前足荷重を意識する
1はガニマタ矯正。
2はストール気味に乗っているような気がするので前足荷重で乗れるように癖をつけていきたいところです。
何本かトライするも、ピークから少しずれると波の力は弱り、またオフショアに煽られてなかなか滑り出しません。
ようやくレギュラーを捉えると
キターーー!グイングインアップスン!
反発力を感じる気持ちのよいアップスンがきまるラインディングができました。
しかし、やっぱり今日の課題を忘れてしまっています。
今日の成果は5、6本。
どれも気持ちの良いライディングでホクホクです。
今日の印象に残ったライディング。
とあるレギュラーの波でした。
気が付けば集団の左隅からいつのまに右隅まで流されていました。
集団の隅っこからレギュラーの波に乗ると多くの人の視界に入るのでへたくそな私はちょっとこっぱずかしい・・・
しかしそんなことは言ってられません。
10時方向からうねりがやってきます。
ピークを追いかけて横へ移動。
ピークのボトム付近でボードを岸に向けパドルを強める。
なかなか滑りださないが粘ってようやくボードが滑りだす。
視界の先には多くの人がこっちを見ている。
心の声「あぁー見ないで!」
緩やかに広がっていく斜面に右手を入れながらボトムターン。
アップスで一度ボードを踏み込むと波のトップ付近へ。
すぐ近くに波待ちをしている人がやっぱりこっちを見ている。
アップスからの一連の動作でトップターンの体制に持っていくと、ボードがシャーッと音を立てながらスムーズにボトムに向けて旋回してくれる。
失速感はまったくありませんでした。
これまでにないくらいに綺麗な態勢でトップターンができた感触です。
心の声「今の見た!?どうよ!?」
緩い斜面から波のパワーゾーンへパンピングしながら戻りアップスンを2漕ぎほどしたところでスープに捕まり終了。
「見るな」とか「見たか」とか我ながら勝手なもんです。
冷静に考えれば、どんなに上手くいった感触を感じても所詮初級者です。
見ている人を唸らせるライディングなんかできているはずがありません。
それでも、気持ちよくきまったトップターンに何かしらの手応えを感じました。
そこそこの納得のいくライディングを重ねることができ満足しきって早々と引き上げましたとさ。
おまけ
皆さんカットバックしまくっていました。皆さんお上手でカッコ良かったです。私もいつかは・・・
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