久々にハードなゲティング

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

早朝6時半。
ようやく波の全貌が見えるくらい明るくなったところで3mセミドライに着替え始めます。

昨日はジャンクなコンディションで散々な結果でした。

波の状態は昨日よりまとまっているようですが、ピークがばらけて若干早そうです。
サイズは腹くらいでしょうか。

なんとか乗れそうだと判断し、今日は調子を取り戻すぞと意気込みます。

DSC_0025
※波乗り後の撮影

加江田ポイントには50mくらい先に1台車がとまっているのみです。
まだ準備をしている様子はありません。

穏やかとは言えないコンディションなので誰もいないと若干不安です。

準備をしている最中に、私の車の少し先に一台の軽ワゴンが停まりすこしほっとします。
すると、ジャリジャリとスリッパが砂を踏む音が近づいてきます。

人が歩いてきた音に気が付き振り返れば
松崎しげるに少し似た私より一回りくらい年配の方が小麦色の肌に白い歯を覗かせて挨拶をしてくれます。

松崎さん「おはようございます」

私「お、おはようございます・・・・???」

わざわざ離れたところから私のところまで歩いて来られたので、何だろうと少しキョドってしまいます。

松崎さん「よく見かける車だったもんでね」

私「最近始めたばかりなんですが、ハマっちゃいまして。まだヘコヘコなんで毎日でも頑張りたいところなんです」

松崎さん「私は歳なのでヨレヨレですよ。はははは」

私「あははは 汗」

松崎さんは私が準備をしている間、今日の波のコンディションの話からはじまり波乗りを始めた経緯などいろいろな話題で会話を楽しませてくれます。
そうこうしている間に波の状況が少し落ち着きつつあります。

準備が整ったところで

「木崎浜で一等賞だね。いってらっしゃい」

そう言って波打ち際へ向かう私を見送ってくれます。
松崎さんはもう少し明るくなってから入るとのことでした。

場所:木崎浜 加江田ポイント
天気:晴れ
サイズ:胸 セット肩
:良くない
:無風

足が着く限り歩いてゲティングアウト。
思ったよりハードです。

何度もスープに押し戻されながらアウトに向かいますが一向に出られません。

ドルフィンスルーを行い海面に顔を出すとすぐに次の波が目前に。
ゆっくり息継ぎをする間もなくまたドルフィン。

永遠に続くかに思えた白波の嵐を越えると、うねうねとした海面が姿を現しブレイクしてくるうねりが全貌をあらわにします。

大きなうねりが目前で私を飲み込もうとし、またドルフィンスルーを迫られます。

心の声「全然腹じゃねーし!」

うねりのドピークは肩から頭くらいはありそうです。
加江田ポイントはアウトが遠いため岸から見ると波は実際より小さく見えます。
またチェックしていたときにはまだ誰も入っておらず比較対象が無かったため目測を誤ったようです。

DSC_0019
※波乗り後の撮影

薄暗くおどろおどろしい海に一人。
急に不安が大きくなります。

ふと岸を振り返ると、一人、また一人とゲティングしてきています。
それを見て少し安心します。

ようやくアウトへたどり着き小休憩。
海の様子は刻々と変わっていきます。
しばらくすると随分波も落ち着いてきたようです。

ゲティングには結構な時間を要したように思えます。
ですが限界というほど息は上がっていません。
結構私も体力がついたもんだなと誇らしく思います。

それから20分、合計5本。
思ったより乗れる波で、そこそこ満足いくライディングであっという間に時間となってしまうのでした。

DSC_0023
※波乗り後の撮影
DSC_0011
※波乗り後の撮影

 

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