午前6時ちょっと前、いつもの木崎浜。加江田側の新トイレ付近。
今日はオフショア予報で期待どおりのなかなか良い波が来ています。
雲一つない快晴の空の下ではあいかわらずコンパクトなサイズながらショルダーの張った胸くらいのセット。
今日は楽しそうだ!
新トイレの少し北側にはショート向けの波。ですがいかんせんここは流れが強い。
波のある日はパドル道場となることが多いポイントです。
一方その南側はよりメローな波がわれていますがロングボーダーが集中します。
う~ん、どちらを狙おうか悩ましい。
私「今日もやっぱりあっちすかね?」
?さん「満潮で流れは弱いはずだからあっちいこうかな」
私「やっぱそっちすよね」
いつも海で顔を合わせる方がどこに入るか伺いつつ、私も入るポイントを決定。
ショートタッパーを羽織り漂着物で埋め尽くされたビーチを横断しパドルアウト。
天気: 快晴
サイズ: 腹胸
風: 無風
面: クリーン
潮回り: 満ち潮九分
クリーンな海面の先にはなんともすがすがしいシアン色の空。
海面と空の境目ははっきりとしておりその境目からすぐに陽炎のように揺らめく赤々とした太陽が顔を覗かせてきます。
ご来光が美しい。
ありがたやありがたや。
太陽はみるみる高くあがっていき、日が昇る速さにはいつも驚かされます。
そのうち前を見れないくらい眩しくなり、ショートタッパーでは暑すぎるくらいに。
フロントジップを少し開けてシャバシャバと水を入れて冷却しながら波を待ちます。
こりゃラッシュガードで良かったな。
いっぽう波の方は若干早めで見た目より難しくロングライドに繋がりません。
先までなだらかな傾斜が続く斜面に両手でボードを押さえつけテイクオフ。
綺麗に整った波の切れ目でのテイクオフは視界を遮るものが一切無くなんとも言えない爽快感です。
ボードに立ちあがるとなだらかだった斜面はあっという間に壁になり切り立つ。
直ぐ後ろで崩れてくる泡をかわすようにボトムでターンをするとスープを抜け斜面が現れる。
切れ目に追いつき波のトップでうねりに押されるようにターンをするとボードが岸へ向き直ったところで失速。
そんなライディングを繰り返します。
私程度の技量ではワンアクションで失速してしまいます。
上手い人は魚のように機敏に斜面を上下してかっ飛んでいきます。
私もそんなアップスで加速できるようになりたいな。
楽しい時間はあっというまで「えっ!もう?」という感じでタイムアップ。
きっともう少し潮が引き始めたらもっと楽しいんだろうな。
今日お休みの人いいなー。
名残惜しい気持ち全開で木崎浜を後にしました。
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