泥水とフロントジップタッパーと私

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

連休中はそこそこ遊べる波が来ていたようでしたが、家族行事でノーサーフ。
連休最終日から台風16号がここ宮崎を直撃し近所は浸水被害でえらいことに。

幸い私の事務所は玄関マットが水没しただけの被害ですみました。
とはいえ、細い道路を隔てた先のご近所さん達の被害を見ると、私は被害が無くて良かったとは安易に言えない複雑な心境です。

そんな台風16号は大きな爪痕を残していっただけで、恵みのうねりは残してくれませんでした。

今日も風向きが合わず波はあまり期待できません。
それでもゆっくり波乗りできるこの貴重な祝日をノーサーフで終わらせるわけにもいきません。
クソ波でもやってやる!

早朝6時少し前。木崎浜のビーチには流木などのおびただしい量の漂着物がビーチを埋め尽くしており凄惨な光景に唖然としてしまいます。
大量に川から流れてきた泥水が混ざり茶色とも緑とも言い表せられぬ濁った海水と、どんよりとした空色が凄惨な雰囲気に拍車を掛けます。

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波のほうはというと・・・
う~ん微妙。

サイズはそれなりにありますが面はガタガタで纏まりがなく波数が多い。

dsc_0015

それでもおそらく遊ぶには十分なコンディションです。
だいぶ冷えっとしてきましたがまだ半袖タッパーとサーフパンツで十分でしょう。

準備を済ませ、5’11″のリップラーをハードケースから雑に引っ張り出しバコンとハッチバックを叩きつけるように閉じます。
ビーチへ駆け降り波うち際で入念にストレッチ。

1週間ぶりの波乗りな上、波数が多いので下手こいたらハマりそうです。
しっかりとカレントを探してゲティングアウトのラインをシミュレーションしてパドルアウト。

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場所: 木崎浜 加江田
天気: 曇り
サイズ:
風: ほぼ無風のサイドオン
面: ガタガタ
潮回り: 満ち潮二分

思ったよりすんなりアウトに出ることができ、波を待ちます。
濁った泥水のような海は良く見ると、なにやら藻のようなものや細かく刻まれた腐敗した葉っぱなどが混じっています。
こんなの飲みたくない・・・

波乗り上がったあとに鼻からダラダラと海水が出てきますが、意図せずとも鼻から海水が入り鼻の奥深くに海水を溜め込んでいるわけですよね。
色々混じった泥のような海水を体内に入れるとか考えるだけでも気持ち悪い。病気になりそうで嫌悪感が半端有りません。

ほどなくして1本。

あちらこちらでボコボコと沸いてくるうねりはピークだけ勢いがよくそのあとはダラっとブレイク。
乗りしろは短いですが、思ったよりも楽にテイクオフさせてくれるので本数も稼げてそこそこ楽しい。

そうこうしていると波数が減り、纏まりはじめてきます。
目まぐるしくコンディションが変わっていくものの、粘って待ってればそこそこ乗れる波がくるので気が付けば4時間。

去年の今頃は3時間も入ればヘロヘロで自分との闘いの域に入っていましたが、今は4時間波乗りしてもそんなにきつくなくなりました。
我ながら体力がついたものだと感心してしまいます。

それよりキツイのがみぞおちです。
なんでみぞおち??

これがですね、フロントジップのタッパーが原因なんです。
私が最近使っている半袖タッパーはフロントジップで1万円ちょっとで購入した無名メーカーの物です。

バックジップでもフロントジップでもジッパー部分ってサイズが緩かったりとジャストフィットしていないとジップ部分がよれてしまいがちです。
フロントジップのタッパーは、このよれて凹凸の出来たジッパーがパドルする時にみぞおちに当たって痛くなるのです。
最初はちょっとごわつく程度なので気にならなかったのですが、さすがに3時間、4時間と長丁場になると徐々に接触している部分の骨が痛くなってきます。

フロントジップのタッパー、スタイリッシュでカッコいいんですけどね。
テイクオフ時に痛てぇ!となって何度波を取り逃がしたことか・・・

やっぱりタッパーはバックジップですね。
次はバックジップのタッパーを買おうっと。

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