早朝4時半ちょっと過ぎ。
玄関を出ると東側の空は褐色の空色からグラデーションで明るみを帯びています。
車の外気温は14度。
今日は晴れ予報ですが気温は若干冷たい。
先月中頃にフルオーダーしたRLMのシーガルは既に出来上がっており、使う機会を待っているのですが早朝ではなかなか持っていく気になれません。
今日もまた真新しいシーガルは倉庫でお留守番です。
5時ちょっと前に木崎浜へ到着。
既に空は明るくなりきっており、ぺらっとしたスーパークリーンな海面には既にちらほらとサーファーが波待ちをしているのが見えます。
さすがゴールデンウィーク。
この時間でも既に多くのサーファーの車が停まっており、県外ナンバーが目立ちます。
いつもの加江田で車を停め、先にエントリーしている人たちにつられるように波チェックをしながらウェットスーツに着替えます。
スーパークリーンな面になかなか割れないうねりが浅瀬でドロドロとブレイクしています。
ときおりくるセットでなんとかテイクオフできるかどうかといった感じです。
今日は仕事もあまり忙しくないし、天気も良く気持ちよさそうなのでとにかく入りましょう。
天気: 快晴
サイズ: 腰腹
風: 微弱なオフ
面: クリーン
潮回り: 引き潮4分
ストレッチも無しにドボドボと駆け入りゲティングアウト。
しばらく波をまつもセット以外の波はとてもテイクオフできそうにありません。
なんとか頑張って乗れそうなセットが来ます。
ピークに合わせてパドル!パドル!パドル!
ボードは滑りだすも立ち上がれるほどの加速を感じない。
波の力をさらに受けるためにノーズをグイっと押し込み無理やり立ち上がるも、ミドルでたるんだうねりでは中腰体制のままズブズブと沈みうねりに取り残されてしまう。
そんな感じで、たまにくるテイクオフできそうなセットもミドル付近でうねりに戻ってしまいます。
う~ん、やはりショートでは厳しい。
乗ったと言えないようなライディングを重ねていると海面から真っ赤な太陽が顔を覗かせているのに気が付きます。
生まれたての太陽は直視できる程度のゆるいまぶしさで、輪郭をもやもやとさせながら濃い赤色に燃えています。
太陽ってこんなに大きかったかな。
まるで鏡のようにツルっとした海面に包まれながらご来光を眺めているとなんともありがたい気持ちになってきます。
ちょうどよい水温と気温、曇りのない澄んだ空と空気。
波は小さいけど、そんな状況の中波乗りをしているという事実だけで満足するのでした。
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