2018年バリ島サーフトリップ③ 3日目 オールドマンズ

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

前回の話はコチラ

バリトリップ3日目

朝7時頃、ホテルのプールサイドで質素な朝食を取りながら、
今日の目的地までのルートをスマホで確認する。

方向音痴な私。
さらにカオスなバリの交通事情の中で、バイクを運転するのは緊張とストレスで異常に疲れます。

はじめて行くポイント、
慣れない運転、
これらの不安要素により出発するのが若干憂鬱。

今日の目的地はチャング―です。
チャングーエリアにもいくつかポイントがありますが、今日はチャングで一番メローな波と言われるバトゥーボロンビーチのオールドマンズと言われるポイントに行ってみます。

このオールドマンズと言われるポイントは『オジサン達でも乗れる』というところからオールドマンズと言われるとかなんとか。
ちなみに、このポイントには『Old Mans』というインスタ映えする人気の飲食店があるので目印になります。

最短ルートだと、レギャン付近から30分くらいで行けそうですが、アプリ任せだと遠回りになってしまいます。

ちょっと遠回りですが、GoogleMapのナビに従って行ってみますか。

GoogleMapでOldMansを目的地に設定していざ出発。

小雨がパラついたようでバイクや路面がぬれている。
バイクを走らせると、ちょっぴり肌寒い。
ナビに連れられるままバイクを走らせること3,40分、思ったよりもスムーズに目的地に到着。

バトゥーボロンビーチには大きな駐車場がある。
駐車場の前でお金駐車料2,000rp(約15円)を支払う。

駐車場の壁から顔を覗かせて海を見ると、分厚そうでメローな波があちらこちらで割れている。

サイズは胸肩から頭オーバーってところでしょうか。
既にサイド寄りの風が出ており、ワイドで若干ヨレ気味。

インサイドではレンタルだかスクールだかの青色のデカいスポンジボードのビギナーたちがわんさか。
ミドルには十数人。サイズは胸くらいだろうか。

アウトには時折デカいのが割れる。

アウトが遠くあまり人が居ないからよくわからないが、多分結構デカい。頭オーバーかな。
ワイドで早く、その後ウネリに戻りまたダラダラと崩れる。

そのためミドル付近で波待ちをしている人が多く、すべてロングボーダー。
インサイドのスープはスクールやビギナーにもってこいの波になる。

アウトが遠くピークもハッキリしていないためゲティングアウトが大変そうだ。
でもミドルの波はショートボードで捉えるのは厳しそうなのでアウトの波を狙ってみよう。

ひとまず荷物を預かってくれる場所を確保しないと。

ビーチに降りて一番初めに目が合ったビーチボーイに話しかける。
波乗り後にのんびりしたいので、昼くらいまでサンベットを使わせてと言うと50,000rp(約400円)との事。

たっけー。

通常ビーチに置かれているサンベットの利用料は1日単位での料金のようだが、一日だろうが数時間だろうが値段はあまり変わらない。
ちなみに荷物は飲み物を買ったり、サンベットを利用したり、何かしらお金を使ってあげれば荷物は預かってくれる。

ただし、朝早い時間はビーチで商売をしている人はまだ居ないので、早朝サーフィンする場合は荷物をどうすればいいんだろう。

波乗りの準備をしているとGoProのマウスマウントを持ってくるのを忘れているのに気が付く。

あ~、貴重なサーフィンの時間の記録を残せない・・・

チャング―エリアは見ての通りビーチエントリーだが、ボトムはリーフになっている。
でもシャローで鋭利なコーラルリーフではないのでリーフブーツは要らない。

燃焼系サプリのVAAMパウダーを飲んでじゃぼじゃぼと緊張の入水。
アウトは遥か彼方に見える。

出れんのか・・・?

デカいスポンジボードのビギナー達を横目に沖へと向かう。
ビギナー達が波待ちしている辺りを越えるとパドル地獄がはじまった。

ダラダラとしたスープを省エネドルフィンで越えるも、波数多めで白泡の乱れた海面はなかなか先に進ませてくれない。
そしてアウトが遠い。
漕いでも漕いでもアウトが近づいている気がしない。

あ~しんどい。

ここで腕を止めたら、あっという間に押し戻されてしまう。

ジリジリと疲弊する腕。
高まる心拍数。

入水したばかりでまだ順応できていない心肺機能はすぐに息が上がる。
大きく口を開けて呼吸を繰り返す。

腕を止めてしまいたい気持ちを振り払いながら必死に前へ前へ。

実際どれくらい時間がかかったか分からないが15分くらい漕いでいたような気がする。
ヘロヘロになってアウトに出てくると、あんなに大勢いた居た人影は辺りには無くなり3~4人しかいない。

陸から見るとそう大きくは見えなかったが、アウトから割れてくる波はやはりオーバーヘッド。
分厚いためぎりぎりまで引き寄せないとテイクオフできない。

そのくせワイド。
なんとかテイクオフしても抜けられずすぐに捕まる。

テイクオフ後すぐ横へ走り、トップへ向かうと既に天辺は崩れデッカい白波に飲まれる。
海底まで体を持って行かれて、底に足がついてボトムがリーフであることに焦る。

そしてゲィングアウトでハマる・・・

ちょっと場所ミスったかも。
ここではショートボートは楽しめない。

乗っては抜けられずに巻かれて、ゲットでハマる。
ただただオーバーヘッドのうねりを滑り下りて巻かれるスリルを味わうのみ。

これを繰り返す事2時間。
たっぷり潮水を鼻の奥に溜め込んだところで終了。

サンベットで海を眺めながら小一時間くらい過ごしたところで、お昼も過ぎお腹もすいてきました。

お昼を食べにOldMansへ行ってみよう。

ボードを抱えたまま店の敷地内へ入る。

スタッフにボードを指さしながらボードを置く場所をモゴモゴ聞いてみる。

シャワーも使っていいようだ。

濡れたまま座ってもよさそうなソファーがあるので海上がりでも大丈夫そう。
そして、いたるところにインスタ映えしそうなウォールアートが描かれている。

私もインスタ映え狙って自撮りしたいところだが、四十を越えたオッサンが一人一生懸命自撮りしている姿はちと痛い。
ボリューミーなハンバーガーをむさぼりながら、疲労感に包まれながら気持ちの良い時間を過ごすのでした。

次は『2018年バリサーフトリップ④ 4日目 ヨーロピアン女と私

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