このコンテンツは初中級レベルの管理人がサーフィンを論理的にアプローチししていくためにネット上の有用だと感じた情報をまとめたものです。
私自身の浅い経験に基づく持論ではありません。
ここに掲載している情報が必ずしも正しい情報とは限りませんのでご了承ください。
サーフィンが難しいといわれる最大の理由は反復練習が困難な事であると思います。
1時間サーフィンをしたとしても、実際に波に乗れるのはほんの数本です。
ほかのスポーツに比べてサーフィンは海の上で練習できる機会が恐ろしく少ないため上達もその分時間もかかります。
そのような上達の困難なサーフィン。
上達のポイントはテイクオフできる回数に掛かってるのかと思います。
そのためには、沢山の波に乗れる事が大前提です。
一本でも多くの波に乗り経験値を増やしていきたい!
そんな思いから私は沢山波に乗れるようになるためのノウハウについていろいろと調べています。
以前効率的なパドリング方法として「胸を反らない」ということに関した情報をまとめた『効率的なパドリング方法 その1』を書きましたが、今回はパドルストロークにフォーカスした情報をまとめてみましたので共有したいと思います。
どういうパドルストロークがもっともよいの?
結論からいうと、どれが一番良いということは無いように思えます。
状況に応じてストロークの方法を変更し、自分に合った方法を身につけていけばいいのかな なんて思っています。
では、どういったパドルストロークがあるのか。私が調べた範囲では大きく分けて3タイプのストローク方法があるようです。
タイプA(ドジ式)
腕や肩の力ではなく広背筋を使ってレールに沿うように浅くまっすぐ掻く。
腰より後の水を掻くイメージ。
特徴
・比較的水の抵抗が低いため、回転数を上げた早いパドリングが行える
参考動画
Oyajisurfの見解
持久力に長けているのでテイクオフ時よりも移動時のパドルに向いているかも。
タイプB(Naki式)
肘をあまり曲げずに楕円を描くように深く掻く。
お腹の下の水を掻くイメージ。
特徴
・疲労が蓄積しやすいのでパドルラッシュは長続きしない。
・パワフルで瞬発力のあるパドリングが行える
参考サイトおよび動画
Oyajisurfの見解
疲労しやすいのでパドルラッシュでは長続きしないが、テイクオフ時のここぞという時に向いているかも。
タイプC(ケリー式)
身体を軽くローリングさせながらS字ストロークでレールの下を掻く。
肘の位置を高くし親指から海面に入れレールの下を掻くことで指先の軌道がS字を描くストロークになる。
S字ストロークは、手のひらの向きが変わる瞬間に手首の周りに渦ができる影響で、体を前に進める力がさらに加わり効率よく推進力が得られるという。
ローリングは体をゆするわけではなく、ストロークの結果ローリングする形になる。
肘から動かす意識をすることで肩甲骨が上下し自然と体がローリングする。
特徴
・S時を描くようなストローク
・難易度が高く自然に行えるようになるためにはかなりの練習が必要
・タイプAよりパワフルでタイプBより疲れない
参考動画
Oyajisurfの見解
タイプAとタイプBの良いとこ取りな感じでパワーバランスの良いストロークな気がします。
このストロークが身に着くまではかなりの時間が掛かりそうです。
終わりに
この3つの方法以外にも効率的なパドルストロークはあると思います。
そしてどれがもっとも良いというのはないので、論理的なアプローチが行えれば、自分なりのパドリング方法を身につけていってもよいのではないかと思っています。
私も公開されている情報を私なりに実践してはいますが、それぞれ3タイプのパドル方法を状況に応じて変えてやっています。
普段はタイプC(ケリー式)を意識し、テイクオフ時のパドルラッシュではタイプB、長距離移動時にはタイプAとタイプCを疲れたら交互に切り替えながら行っています。
タイプCに関しては正直ちゃんとできているかわかりません。。。
いかがでしたでしょうか。
これらの情報が皆さんの研究の参考になれば幸いです。
昨年65歳で初めてサーフィンを始めた老年サーファー(見習いおじん)です。 自宅からチャリ5分、鎌倉由比ヶ浜の空いている所で練習しています。 今のところ ロングでテイクオフ、ビーチに向かって真っ直ぐ滑ることしかできませんが、ブログ大変楽しく愛読させて頂いています。 レベルが違いすぎて『参考になる』とは言えませんが、大きなモティベーションになっていま~す。引き続き更新宜しくお願いします!
柏木幹夫様 コメントありがとうございます。
モチベーションになっているというお言葉、恐縮です!
楽しさや怖さなどサーフィンで感じる感情を共有できる方が増えていくと嬉しいです。
これからも怪我のないよう楽しんでいきましょう。