場所:青島 ホテルANAホリデイイン前
天気:雨
サイズ:胸
風:微弱なサイドオフ
潮回り:引き潮二分
面:クリーン
今日は低気圧の影響でサイズアップの予報です。
昨日は木崎浜の加江田でゲティングアウトに失敗しているので、昨日以上にサイズが上がっては私には歯が立たないでしょう。
ということで今日は木崎浜よりサイズの下がる青島に来ています。
早朝6時半、雨。
車を停めた無料駐車場はガラガラでサーファーらしき車は私を含め3台。
さっさと波をチェックしに行きたいところですが、あろうことか傘を持ってくるのを忘れてしまいました。
ビーチで波が見える明るさになるまで待つわけにもいかないので、車内で待ちますが雨のせいもあり一向に明るくなる気配はありません。
波が見えるくらいまで明るくなるまで車内でコンビニのサンドイッチをむさぼります。
今日はハードになるかもしれないと思い、しっかり朝食を取って臨みたい、といったところです。
簡単な朝食を済ませ波チェックに行きます。
外は結構な雨です。。。
雨に打たれながら、暗い海を目を凝らしてみます。
サイズは昨日と同じくらいのようですが、そこそこ波がまとまってきており面はクリーンです。
暗くてはっきりとは見えませんが、THE青島といったような厚い波で順々にブレイクしているように見えます。
全然出来そうです。
車に戻ると、他のサーファーもすでに準備を始めています。
私も準備を開始しますがなんだかいっそう雨足が強まっています。バシャバシャと雨が車を叩く音を聞きながら車内ですべての着替えを済ませます。
ボートを脇に抱え波打ち際へ着くころには、まるで海から上がったかのようにずぶ濡れです。
ほぼ満潮でたぷたぷとした海にゲティングアウト。
ドルフィン3、4回でアウトに到着。楽でいいわー。
アウトにはサーファーは私以外に2名。
雨に海面が整えられ面はクリーンです。空とうねりの見分けが付かないくらい霞んでおり、いきなり目の前に現れるうねりはそこそこ綺麗に割れていきます。
2人のサーファーは友達同士のようでほぼ貸し切りの海でテンションが上がってはしゃいでいます。
私もさっそく乗りましょう!
1本目レギュラー。
目を凝らしながら見るも、うねりと空が一体化し距離感がつかめない。
乗れそうだと判断したころには、結構近い位置にうねりが来ている。
慌ててパドルを開始し、ピークのボトムに合わせる。
ボードが持ち上げられレイト気味にテイクオフ。
既に波はブレイクし半分スープになっているが、スープの先にもしっかりとしたフェイスが残っている。
不安定な中スープに押されながら緩やかな斜面を斜め右へ滑る。
傾斜が緩くてアップスンしようにもできない。
グイグイと分厚い泡波に押されながら斜めに進むと徐々にフェイスが現れてくる。
波に乗せられる形で滑っていると視界が開け波のトップに。
焦ってトップターンさせようとするもすでに手遅れ、失速しながらブレイクした波に押される形で岸へ向き直る。
そのまま泡波に包まれ終了。
波に乗ったというより乗せられたようなライディングのため満足感は薄いですが結構なロングライド。
その後も波任せなライディングが数本。
そのうちの一本のことです。
乗れそうなうねりが見えます。
グーフィーのピークに横から滑り込むようにポジショニング。
厚くたるいうねりの中、ようやくボードが走り出しテイクオフ。
緩い斜面を波に任せて滑るとさらに斜面が広くなり波の力が弱まるのを感じる。
腰を落とし後ろ足を入れて進行方向と逆方向に体を向けると、にゅるっと気持ちよくボードが波のピークへ戻ってくれる
「おぉ!?」
すぐに波の斜面は切り立ち胸くらいの位置で壁になりはじめる
腰を落としトップへ向かおうとするもレールが入らない
そのままブレイクしてきた波の裏に向けてダイブ。
なんだかこれまでに無いくらい気持ちの良い感触のカットバック、いや・・・チョットバックがキマッた
ように感じました!
その後、人も増え、流されあまり乗れなくなります。
時間もいい時間いなり適当な波を最後の一本とし上がります。
なんだか今日は乗ったというより、波に身をゆだねるような乗せられたようなライディングばかりでしたが、久々に波に乗った感じがします。
ただ・・・それなりのロングライディングもありましたがなんだかスッキリしません。
自分の意思でボードをコントロールした感じがないから?
上手い人ならきっと今日のような波でもガシガシとアップスンを行い自分の意思で波に乗れるのでしょう。
もっと上手くなりたい。もっともっと上手くなりたい!
そう強く思いながら雨に濡れながら帰り支度をするのでした。
※今日は雨が強いためカメラを持ち出せませんでしたので写真がありません。
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