雷怖い・・・

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

早朝4時半、今日は日曜日。波はあまり期待できませんが、せっかくの休日で時間を気にせず波乗りができる日です。
どんなに波がなくても水浴び程度に入るつもりで木崎浜へ向かいます。寝癖直しくらいにはなるでしょう。

今日は一日雨の予報でしたが、雨が降るどころかすがすがしいくらいです。
しかし波は予想通りの腰腹。
あまり地形の良い所が無くどこもダンパー気味です。
このサイズだと加江田はぱったり波はないので見に行く必要はないでしょう。

しばらく入る所に悩みつつも時折サイズ感の異なるセットが入る場所を目指しゲティングアウト。

場所:木崎浜 トイレ前
天気:晴れのち雷雨
サイズ:腰腹
風:サイドオフ
面:まぁまぁ
潮回り:満ち潮八分

う~む、やはり厳しい。
うねりは入っているんだけどなぁ。

どれだけ端を狙ってもテイクオフするころにはバシャっとクローズ。
テイクオフするだけでターンすらさせてくれません。
ごく稀にサイズ感のまったく異なる胸サイズのお化けセットが入ってきますが、これもアウトでは割れずにショアブレイクのほぼダンパー。危ない危ない。

DSC_0057

今月号のSurfinLifeはテイクオフの特集でした。
『腕立て体勢からテイクオフ直後の頭の高さ(目線)を変えずに低い体勢を維持。』
そんな事が書かれていたのを思い出しながらテイクオフの練習をします。

グーフィーでのテイクオフはコンパクトな体勢でテイクオフできるのですが、どうもレギュラーが苦手なのです。
そんなこんなでほぼ乗りしろゼロでテイクオフするだけのライディングを約1時間半。

さっきまで雲の隙間から太陽が覗き朝焼けしていた空の様子が一変します。
陸の方からモコモコとしたどす黒い雲が空を侵食し始める。

どす黒い雲は不穏で危険な雰囲気を醸し出しなんだか不安な気分にさせられます。
案の定急にザーッと横殴りの雨が海面を叩きつけ、遠くからゴロゴロと雷の音。

あ~雷だ、次一本のったら上がろう。

帰る波を待っている間にもどす黒い雲は空を覆い始めあっという間に真っ暗になります。
そのうちに遠かった落雷も光を伴いはじめ、明らかに近づいてきています。

こりゃヤバい。

帰る波を待たずに岸へあがります。
その間にも横殴りの雨は激しさを増し、海を振り返ればぞろぞろと他のサーファーも撤収しはじめています。

雷の鳴る中何もないビーチでボードを抱えて歩くのはなかなかの恐怖です。

ドキドキしながら車に辿りつきハッチバックを開けると横殴りの雨がトランクの中を一瞬で水浸しにしてしまいます。
こりゃ着替えられたもんじゃない・・・

しばらくスツールに腰を掛け雨が弱まるのを待ちます。
激しい雨とともに強いオフショアが吹き始め、ダンパー気味だった波もいい感じにブレイクしはじめています。

ちきしょう・・・。

波待ちしているサーファーは皆岸に引き上げ、海には誰も残っていません。

雨は弱まる気配がなく、仕方がないのでとりあえずウェットスーツを脱いでいると

「こっちで着替えてください!」

ワゴン車が隣に停まり後部扉を開けては、そのワゴンの広い後部扉の下へと私を誘ってくれます。

なんとありがたい。。。

その方は今木崎浜へ来たばかりで、海に誰も入っていないことを不思議そうに聞いてきます。
朝からのコンディションと急な天候の変化について情報交換を行い軽くコミュニケーションを。
着替えを済ませお礼を言うとまたどこかへと去っていきました。

宮崎人の私が言うのもなんですが、やはり宮崎はいい人が多い。
走り去るワゴンを見送りながら心の中で「次またお会い出来たら一緒に入りましょう」そう呼びかけ私も木崎浜を後にしました。

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2件のコメント

(落雷の距離)  (音)     (反応)
数km       ゴロゴロ     来るかな
1km以内     バリバリー    おー すげー 気持ちいい
100m以内     ドカーン     ビックリしたー  やっべー
10~50m   バーン      ひええええー

くわばら くわばら様
コメントありがとうございます。
ふむふむ、参考になります!
バーンとかドカーンって瞬間的な激しい音はやっこう近くてヤバい音だったんですね。雷苦手です><

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