復帰3回目のサーフィン

早朝6時ちょっと過ぎ。
iPhoneのコール音で目が覚めます。

Tからの電話です。

T「起きてる?着いたよ」
私「起きてるよ。今から行くわ!」

あたかも最初からおきてましたよと言わんばかりの雰囲気で返事を返します。
その辺に脱ぎ捨てられているジーンズを掴みドタドタとズボンだけ履き替えて玄関に向かいます。

外は快晴とは言わないまでも晴れ。
日中とは全く異なるひんやりとした空気が気持ちいい。

今日はTのボードではなく、以前私が使用していたボードを使用します。
Tの車に乗り込み、マイボードを回収するために私の事務所に寄ってもらいます。

Tの借り物のボードではいつまでたっても乗れないと判断した私は、昨晩実家の倉庫に眠っていたマイボードの状態を確認しに行ったのです。
おそらくあちこち傷んでいるだろうと思っていたのですが、予想に反して浸水しそうな外傷はなく使えそうな状態でした。

Tのボードは6’0″(約183cm)幅48cm
私のボードは6’2″(約188cm)幅47cm
厚みは多分同じくらい。ペラッペラです。
少し細いですが多分私のボードのほうが浮力があるはずです。

このボードは私が横に滑れるようになったくらいの頃に当時お世話になっていたショップで新品で購入したものでした。
オーストラリアのシェイパーによるINSightというメーカーで、当時12万後半くらいの値段だったかと思います。
ハタチそこらのカッコつけたい年頃でした。分厚くてデカイ板なんてダサい!と見栄をはって腕に合わないボードを購入したのです。
その板を宮崎を離れる25歳まで使用していたので、レールやテールには無数のリペア痕があり、ノーズも折れた痕があります。

そんな沢山の思い出によりボロボロに黄ばんだサーフボードを車に積み込み木崎浜へ向かいます。

T「さぁ今日はどうかなー?」

サイズは昨日と同じくらいの腰腹です。
朝日ですこし赤みを帯びた空の下で、澄んだ空気で気持ちよさそうな海が私たちの目に飛び込んできます。
海が広く感じるクリーンな海面に細く長いうねりの筋が現れ、そう深くないところでブレイクしています。

早そうな波です。

私の場合、波に乗る以前の問題につまづいているため、波の善し悪しはもはや関係ありません。
波の善し悪しではなく沖に出れる海かどうか。

前回と同じ場所へ駐車し波チェックもせず早々に準備にとりかかります。

場所:木崎浜 トイレ前ポイント
天気:晴れ
サイズ:腰腹
風:サイドオフ
面:良好

Tはストレッチなしにゲッティングアウトしていきますが、私はそこそこ入念に。
若い頃とは違いますからね。
予想だにしないことで痛めてしまいそうです。

と書きつつも。。。実は前回の波乗りの後からどうも左の肋骨に違和感を感じています。
胸を反ってパドリングする際に当たる部分です。
若干違和感はあるもののすぐ治るだろうと思っていました。

ストレッチを完了していざ出陣。
歩けるところまで歩き、スープの上にボードを放り投げるようにしてゲティングアウトを開始します。
次の波に押し戻されながら中途半端なドルフィンスルーを2回ほど、既に腕はパンパンです。

「ぜぇ、はぁ。。。やっと着いた。。。」

INsightにまたがり体を休めます。
やはりまたがった感じの幅感がしっくりきます。

心の声「そうそうこの感じだよね。でもこんなに沈んだっけな。。。」

当然です。当時より10キロ以上太っているのですから。

息がおさまったところでトライします。

うねりが正面にくる。
もたつきながらも岸に向きなおしパドル。
パドルスピードを上げようとするも3漕ぎくらいで腕が限界に。
波は私を置き去りにする。。。

なんども何度もトライしますが、いっこうに波を捉えられません。
ただ前回と違うのは「もうちょい!」というところまでは行くのですがそれ以上腕が回りません。

そのうち激しい疲れと共に肋骨の違和感が痛みに変わってきました。
疲れも限界に近づき、時間が気になります。

結局今日も何も得られぬまま終了となってしまいました。

テイクオフはいつの事になるのやら。。。

帰りにまた事務所へ寄ってもらい倉庫にINsightを預けます。
ニット製のソフトケースに包まれたINsightを壁に立て掛た瞬間

「パキッ!」

嫌な音がしました。。。
慌ててソフトケースの口からテールを覗くと

「あっ。。。やってる」

INsightは復帰した主人を一度も乗せる事無くまた長い眠りに着くのでした。

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