レールtoレール?

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

早朝5:40
木崎浜加江田ポイントに到着。
車の外気温は12℃。今日はまた一段と寒い。

今日はやけに日が昇るのが早いです。
どうやら今日は天気がよさそうです。

しかし肝心の波はというと。。。
まとまっていますが、綺麗にながーく伸びたうねりがどっぱーん。

むぅ、ダンパーに見えます。

切れ目は行けそうですが少々ブレイクが早いです。

DSC_0024

ど干潮で遠浅の加江田ポイントはずいぶんと遠いところまで潮が引いています。
ラインナップが岸から遠いので波は小さく見えますが、おそらくそれなりにサイズはあるはずです。

場所:木崎浜 加江田ポイント
サイズ:腹胸 セット肩
風:無風
天気:快晴
面:良好
潮回り:干潮

おそらく潮が上げてきたら良くなりそうな気はするのですが。。。入ろうか帰ろうか悩みます。
昨日は来るには来たのですがまとまりの無いコンディションなうえ、眠気と便意に負けてチェックだけで帰えるという情けなさ。

ここ二日間朝練をサボっています。

3日間練習をさぼってしまうことへの罪悪感と
チェックだけして帰ってしまうのはヘタレな感じがして気が引けてしまいます。

心の声「浮いとくだけでもいいや。今日はパドルトレーニングだ。」

そう考えると気が楽になり、おもむろにフルスーツを着込み砂浜へ降り立ちます。
砂浜は一段と冷たくなっており足の裏が痛いくらいです。

潮が引けた広い浅瀬を歩いて沖に向かいますが、いつまでも浅いままです。
胸くらいの深さでのところあたりで、めくれた波が目の前でどっぱーんと爆発します。

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潮が上げてこれでもましになった方だ ※波乗り後の撮影

 

心の声「この深さでパーリングしたらやばいんでないかな」

キズ一つないおニューのボードがさっそく壊れるかも。。。そんな不安でいっぱいになります。

ゲティングアウトは目の前の爆発するようなブレイクラインをやり過ごせればあとは楽勝です。

周囲は規則的にどっかーん!どっかーん!と激しい音を立てています。

心の声「これまでの課題は今日はどうでもいい、とにかく板を壊さないようにしなくちゃ」

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うまい人は抜けてワンアクション ※波乗り後の撮影
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スープ爆発! ※波乗り後の撮影
今日の課題
サーフボードを壊さないこと

1本目、慎重に波を選びます。
幅の短いグーフィーのうねりがきました。
なんとしてもパーリングだけは避けたいのできっちり波に対するポジショニングをしたいところです。

端のピークを狙って横移動を開始します。
波に対して垂直にパドルをすると後方を確認できないためピークの位置が確認しにくくなります。
そのため、できるだけピークが視界におさまるようギリギリまで横からピークを追いかけ、縦方向の移動距離をできるだけ短くします。

ボードは容易に滑り出す。

心の声「イケる!パーリングは無い!」

早い段階でテイクオフ出来たようです。
しかし立ち上がった瞬間すでに波のショルダーはニョキニョキと胸位の高さの壁に姿を変える。

心の声「リッピングできたりして!?」

一瞬無謀な考えがよぎる。

腰を落とし思いっきり波の方向に腰をひねり上体を開く
その直後ボードは波を駆け上がり、めくれあがったリップにはじき飛ばされる。

そのまま滝つぼのように爆発する水しぶきの中へ放り込まれる。

心の声「やっぱこうなるよね。。。」

海中で2、3回転させられながらそう考える。

板が無事なのを確認し、スリリングなテイクオフを成功させたことにテンションがあがります。

2本目、レギュラーです。
1本目同様に早めの行動でテイクオフを成功させることができました。

切れ目のピークをねらってもテイクオフ直後には遥か先まで波はめくれ上がります。

立ち上がった瞬間、無意識にクイックなボトムターン?を行い波の中腹を走る。
ショルダーはあっという間に反り返り、少し先で波はひらひらと青い空を透けさせながら覆い被さろうとする。

無意識に体勢を低くしたその直後!?

人間洗濯機。。。

ほんの一瞬だけ動画でみるようなチューブライドの世界を覗いたような気がしました。

3本目
やはり切れ目でもテイクオフ直後あっという間にめくれ上がります。
クイックにターンを行い、そのままプルアウト。

人間洗濯機とプルアウトを繰り返していると
潮が上げてきたせいか徐々にダンパーも落ち着き始め、良いブレイクが現れ始めました。

それと共に沖からはロングボーダーの方々がロングライディングを決めてきます。

いい波はロングの方々が遥か沖の方から全て持って行ってしまうため
これはたまらんとミドルセクションで小さい波をねらうことに。

そしてその時はやってきたのです。

小さいながら形の良さそうなうねりがやってきました。
いつものように横から滑り込むようにピークに入っていきます。

波は小さいのでしっかりとノーズが浮いてしまわないように意識しながらパドルラッシュ。
そしてテイクオフ。

今度の波は一気にブレイクする気配はありません。
ボトムターン中に緩やかなフェイスが視界に入ったところで自然と波のトップでターンを行いまたボトムへ。
そしてまた波のトップで緩いながらも流れるようなターン。
これを3回繰り返したのです。

それはあきらかにアップスンダウンとは違う体の動かし方で、ライン大きなの緩やかな動きでした。
もしかしたらトップターンが自然とできるようになってきたのでしょうか。

いや、波が良かっただけでしょう。

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これより少し小さい位だったと思う ※波乗り後の撮影

思わぬ収穫。今日は帰らなくてよかった。

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