リーフポイントでサーフィンするための心得(ルールやマナーや注意点)

EASTWAVE

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サーフィンが好きすぎて海の前に移住。
サーフィン業界の仕事に関わる隙間に毎日のようにショートボードでサーフィンを楽しむライフスタイルを送る。
サーフィン歴は30年以上。

この記事ではリーフポイントで安全にサーフィンをするための注意点やマナーなどについて解説してきます。

「そろそろリーフポイントが気になるけど色々と不安・・・」
「海外にサーフトリップに行くけどリーフブレイクは初めて。大丈夫かなぁ」

そんな人向けの記事となっています。

サーフィンが上達しはじめると気になりはじめるのがリーフブレイクのポイント。
ですが、リーフブレイクは波質やポイントの環境がビーチブレイクとは全く異なるため注意が必要になります。

普段サーフィンをしているビーチポイントと同じ感じでリーフポイントにエントリーするのは危険なだけではなく迷惑にもつながります。

安全にリーフポイントでのサーフィンを楽しむために、まだリーフポイントでサーフィンをしたことが無い人は是非最後まで読んでみてください!

リーフポイントとは?

リーフポイントは、ざっくり言うと海底が岩や岩礁やサンゴ礁などで形成されているサーフポイントです。
サンゴ礁や岩礁のことをリーフと言いますが、ボトムが砂や砂利でないポイントを総称してリーフポイントといったりもします。

なおこのようなリーフの上でブレイクする波のことをリーフブレイクと言ったりします。

リーフブレイクは何よりもクオリティーの高いブレイクが魅力で、棚に沿って規則正しくショルダーが続きやすいのが特徴です。

パワフルでレスポンスの高いリーフブレイクでのライディングは、ビーチブレイクとはまた違った感触で興奮を得られます。

ビーチとリーフの違い

ビーチポイントの特徴と波質

ビーチポイントは砂が移動するため地形が一定ではありません
同じポイントでも砂の動きや溜まり方によってショルダーが張るコンディションだったり、パワーレスでマッシーなコンディションだったりと日によってコロコロかわります。
その時の海底の砂の付き方によって波質が大きく変化します。

ピークの場所が定まりにくいのもビーチポイントの特徴の一つです。
あちらこちらで比較的複数のピークが生じます。
そのため混雑していてもサーファーは一か所に集中せずにバラけやすいためて、トラブルも避けやすくなります。

また、海底の地形に多少の起伏があるだけで、弱いウネリでも波がブレイクするため、スモールコンディションでもサーフィンを楽しむことが出来ます。

リーフポイントの特徴

リーフポイントは海底が岩やサンゴ礁なので、よほどのことが無い限り地形が変わることはありません
そのため波質の変化が少なく、ひとたび波がブレイクするようになると、地形に沿って規則的に美しくブレイクしやすいのが特徴です。

ただし、リーフブレイクでは強めのウネリが伴わないとなかなかブレイクしません
ウネリが伴わないと波が割れないこともあり、パワフルでフェイスが硬めなところも特徴です。

海底の地形が変化しないので、決まった場所で波が割れるポイントブレイクになりやすいのも特徴です。

ビーチポイントではサイズアップしすぎるとクローズコンディションとなってサーフィンが出来なくなってしまいますが、リーフブレイクはクローズしにくく大きな波でもサーフィンができるポイントが多いです。
ビッグウェーブにチャージできる点もリーフブレイクの醍醐味でしょう。

リーフポイントでの注意点

リーフポイントはビーチポイントとは波質や環境も全く異なるため経験や知識が必要になってきます。
リーフポイントでサーフィンするための注意点を見ていきましょう。

クラッシュやケガに備えよう

リーフポイントは、海底がゴツゴツした岩やサンゴ礁などで形成されているため、ビーチポイントに比べて怪我のリスクが格段に上がります。

ウニが潜んでいたり、岩肌に牡蠣やフジツボなどの貝類が付いている場合も。
岩場やサンゴ礁の上を歩いてエントリーする際にも怪我の危険がともないます。

普段ビーチポイントでサーフィンをしている人は波に巻かれた際に海底を蹴って水面に上がろうとしがちです。
リーフポイントでこれをやってしまうと足を切ってしまうので巻かれた際に極力足を付けないようにしましょう。

また、パーリングやワイプアウトでリーフにカラダを打ち付ける危険も出てきます。ビーチブレイクと異なり波がパワフルなことが多いリーフブレイクでは海底まで体を持っていかれやすいです。
さらにはビーチに比べ格段に水深が浅いリーフポイントも多くあります。

これらに備えて巻かれたら両腕で頭を守りリーフヒットに備えましょう
あわてずに波が通りすぎ落ち着くまで波に身を任せましょう。

リーフによる怪我対策として足の裏を守るリーフブーツや、水深の浅いリーフブレイクでは夏場でもスプリングやタッパーなどのウェットスーツを着用したほうがよいでしょう。

シャローなリーフポイントでは必須のリーフブーツ。一足は持っておきたい!

こちらはコンパクトに折りたたんでサーフパンツのポケットに収納することができる!潮が多い時間帯ではリーフブーツ履きたいのはエントリーと戻る時だけですもんね。

ラインナップまでのルートを把握しよう

ゲッティングアウトする際のエントリールートの知識も必要です。

何も知らずに気軽にゲッティングアウトすると、強い流れに流されてしまったり、海中に隠れている岩にボードがヒットしてしまったりと危険が伴います。
とくに初めてエントリーするポイントは、前もって情報や知識を得ておくことが大切になります。

またリーフポイントではポイントブレイクになることが多いです。
ピークから乗ってくるサーファーの邪魔にならないようにゲッティングアウトすることも重要です。
ビーチと違ってピークが分かりやすいので、ライディングラインを通らないように回り込んでパドルアウトするのが暗黙のルールです。

タイドに気を付けよう

リーフポイントでは干潮時には海中に隠れていたリーフがあらわになったり、水深が浅くなり過ぎて危険になるようなポイントもあります。
場合によっては満潮前後しかサーフィンが出来ないなどサーフィンが可能となる潮のタイミングが決まっていることも。

事前にそのポイントの最適な潮のタイミングや満干の時間を把握することが、スムースなエントリーや安全にサーフィンするために大切です。

時間管理のためにタイドグラフ付きの腕時計があるとよいです。

場の空気を読もう

ゲッティングアウトしてラインナップに到着しました。
「さあ!波に乗るぞ!」と意気込むところかと思いますが、まずはその場の雰囲気を感じ取ることがリーフポイントでは重要です。

リーフポイントではポイントブレイクになることが多いため、入水していきなりピークに近い場所で波待ちするのはマナー違反です。
一気に場の雰囲気を壊すばかりか、波に乗るのも難しくなってしまいます。
場合によっては締め出されてしまうことも。

ポイントブレイクのピークでは順番に回し乗りをしている場合があります。
そうでないにしてもその場には優先順位のようなヒエラルキーが存在しているかもしれません。

大抵の場合は普段波の立たない日本のリーフポイントでは、そこで波が割れるのを楽しみにしているローカルサーファーが居るものです。

まずは端っこでラインナップに居るサーファーを観察し、先に入水しているサーファーに配慮し場のリズムや空気を壊さないようにしましょう。
徐々にピークに近づくようにしていくのが◎です

ポイントによっては一番アウトのファーストピーク、インサイドよりでブレイクするセカンドピークとブレイクするところもあり、特にファーストピークはレジェンドやローカルサーファーが狙っているので、邪魔をしないよう周りに常に気を配り注意することが大切です。

無理は禁物!自分のスキルをしっかり知った上でエントリーしよう

普段波が立たないリーフポイントで波が立つ程の大きな低気圧や台風があるときは「おばけセット」と呼ばれるひときわ大きな波に出くわすときがあります。

波をチェックしたときは比較的小さめなブレイクだと思って入っても、想定外の「おばけセット」により激しく巻かれてしまったり、一気にインサイドまで戻されてリーフに囲まれた浅瀬に取り残されるなんてことも。
むき出しのリーフに放り投げられてリーフの上を転げまわることになったら…当然無傷ではすみません。

また、リーフブレイクはボコッといっきに掘れる波だったり、パーリングしやすい波も多く、そんなブレイクをするポイントではそう深くはありません。

リーフポイントではそれなりのパドル力や経験がないと危険を伴います。

波をチェックして自信がなければ見学に周る事も大切です。

キャパシティーに注意しよう

複数のピークがあるビーチポイントと異なり、ポイントブレイクになりやすいリーフポイントは波数とサーファーの数が合わずに少ない人数でもすぐに混雑状態となります。

サーフトリップなどで複数人のグループで訪れる場合は全員で一気にエントリーするのは避けた方がよいです。

少人数で分けて入れ替わりで入ったり、しばらく様子を見て元から入っている人が戻るのを待って入るのも良いでしょう。

キャパシティーの少ないリーフポイントに無理やり複数人で入るのはトラブルの元です。

リーフブレイクで使用するサーフボード

国内のリーフブレイクで使用するサーフボードは、波のサイズや波質によっては普段ビーチで使っているボードでも問題はないかと思いますが、基本波にパワーが伴うので比較的ロッカーを持つボードの方が相性いいように思えます。

もしリーフブレイクに合わせたボードにするのであれば、ショルダーも硬く反発が増すので、レールは少し薄目にレールワークしやすいボードが良いでしょう。

パワフルなビッグウェーブの際には、長さのあるボードがおすすめでしょう。
ガンタイプのボードを「The Day」のために持っている上級サーファーも多いですよね。

基本リーフポイントに合わせたボードも持っておくと安心です。

最後に、ローカルへのリスペクトを忘れずに

国内のリーフポイントは全国的にどこを見てもそのポイントを大切に守って来たレジェンドサーファーやローカルサーファーがいます。
そしてそのポイントに波が現れる「The Day」がくるのを待ち焦がれているのです。

まずはこういったサーファーへのリスペクトを忘れないようにすることが重要です。
そのポイントの情報を得るためにも、その地での経験豊かなサーファーへのリスペクトから始まると思います。

また配慮の相手はサーファーだけではありません。
国内のリーフポイントは駐車場などの整備はされていない所が多いです。

日々そこで生活している地域住民にとって、見慣れない車が勝手に違法駐車されていたり、うるさく騒いでいたりされたら凄く迷惑なことですよね。

少数のマナーの悪いビジターにより、ポイントを大切にしているサーファーまで同じ目で見られてしまい、そのポイントでのサーフィンが出来なくなってしまう、なんてことにもなりかねません。

くれぐれもルールとマナー、そしてリスペクトや配慮に注意しましょう!

まとめ

ではこれまでをおさらいしてみましょう。
リーフとビーチの違いをまとめると・・・

ビーチポイントの特徴
  • 地形が変化するため波質が一定ではない
  • ピークの場所が定まらない
  • 複数のピークができやすい
  • サーファーがばらけやすい
  • 弱いウネリでも波が割れやすい
リーフポイントの特徴
  • 地形が変化しない
  • 波質が一定
  • 強めのウネリが伴わないと割れにくい
  • クローズアウトしにくい
  • ポイントブレイクになりやすい
  • 比較的パワフル

リーフポイントはパワフルで美しいショルダーなど魅力がいっぱいです。
ですが、気を付ける点も沢山あります!

注意すべきこと
  • リーフカットやリーフヒットの危険がある
  • ラインナップまでの行き帰りのルートを知っておく必要がある
  • ライディングのラインが明確なので絶対にラインを通って戻らない
  • リーフポイントの許容人数は少ない!
  • タイドをしっかり把握しないと危険な場合も
  • 回し乗りしているかも。場の空気を読もう
  • 自身が無い時は無理せずギャラリーに回ろう
  • 絶対にローカルがいるよ。リスペクトの心を持って!

ある程度のスキルと自信が伴ってきたらまずは一人でチャレンジせずに上級者の波友と一緒に連れてもらうのがベストです。
もし上級者の波友が居ないのであれば、サーフショップにガイドを頼んでみたりするとよいと思います。

国内のリーフポイントはなにかと敷居が高いですが、海外では初級者でもエントリーできるリーフポイントが沢山あります。まずは海外でリーフデビューするのも良いと思います。

安全第一!そしてピースにリーフブレイクにチャレンジしてみてくださいね!

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