早朝5時45分。
リビングから見える窓からは、赤とも茶色とも言えない色から濃い紺色へと変わるのグラデーションの空が見えます。
随分夜が明けるのが早くなってきました。
木崎浜へ着いた頃にはすでに夜が明けきっていることでしょう。
天気の良い日はあと15分早く起きてもよさそうだな。
そんなことを考えながらポリタンクにお湯を汲み、車へ乗り込みます。
ここ二日ほどハードなコンディションが続いいますが、今日は思った以上にサイズは落ちているようです。
「ありゃ波小さい??」
いやいや、小さくはないようです。でもハードではないでしょう。
いつもの加江田の定位置に車を停め、波チェックもそこそこにウェットスーツに着替えます。
天気: 快晴
サイズ: 胸肩 セット たまに頭
風: 弱いサイド
面: 良好
潮回り: 干潮
よく見かける上級者の若者3人衆が先にゲティングアウトしていきます。
彼らの後を追うようにビーチへ降りゲティングアウトしていく姿を見ながらしっかりとストレッチを行います。
波打ち際で「おねがいしゃーす」と海に一礼してザブザブ。
アウトが遠くクローズセクションが広い。
そしてクローズセクションの最後に待ち構える砦がなかなか抜けられません。
うねりは壁になって立はだかり、海面を叩きつけるようにドカンと崩れてきます。
まるでアウトに出ようとする者を拒んでいるかのようです。
近づき過ぎると私の浮力たっぷりスピットファイヤーのドルフィンスルーでは歯が立たないので、少し引いたところでセットが来るのを待つようにドルフィンスルーを繰り返します。
セットをやり過ごすとフラットになるタイミングが現れ再度全力でパドルアウト。
うひぃー!結構シンドイ!
なんとかアウトに出られましたが、今日も相変わらず目測を誤り甘く見ていたようです。
加江田はアウトが遠めなので見た目よりも実際はサイズあると思っていた方がよいのでしょう。
わかっているのですが・・・いつになったら学ぶことやら。
ふぅーっと一息ついて水平線の先を見ると、真っ赤に燃えるような太陽が海面から半分ほど顔を覗かせています。
あっというまに太陽は海面から離れていき、2、3本乗っているあいだに太陽は雲の無い空に上っていきます。
太陽から発せられる光は雲にフィルタリングされることなく容赦なく顔面に降り注ぎ、
波待ちしているとあっという間に顔を乾かしジリジリと皮膚を焼いているのが解ります。
さらにまぶしすぎて手で光を遮らないとうねりが良く見えません。
最近右の頬骨付近にあったシミの色がどんどんと濃くなってきているような気がします。
おっさんとは言えしっかりとお肌のケアをしないとあと数年もすれば顔全体がシミになってしまいそうでゾッとします。
おっさんの美容の話などどうでもいい。
そんな声が聞こえて来そうです 汗
さて、肝心の波はというと
む、難しい・・・
激はやブレイクで、切れ目から乗ってもあっというまに飲み込まれてしまいます。
6割くらいの確率でパーリングを繰り返し恥ずかしさ満点。
波はパワフルでパーリングする度に海中でぐるぐると掻き回され砂まみれになります。
ブレイクが早いので基本ショートライド中心ですが、切れ目から乗ってピークのブレイクをうまいこと抜けることができさえすればインサイドで厚めのブレイクに変わりロングライドできてしまいます。
ただし戻るのがしんどい。。。
今日はほとんどの時間をクローズセクションでジタバタしていたように思えます。
あー、あばら痛くなってきた。。。
やばい。しばらく休養しなきゃ。
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