早朝5時、目覚めて間もなく車に飛び乗ります。
朝練が習慣化してきたのか朝早いのもまったく辛くありません。
外は小雨が降っており昨日に続きあいにくの雨。
「でもそんなのかんけ~ね~♪」
最近聞かなくなったあのメロディーを頭の中で口づさみながらアクセルを踏みます。
いつもの木崎浜
到着時間は5時40分
真っ暗でうっすらと白波の影しか見えません。
おそらくだいぶサイズは下がっている様子。
今日は大会が行われるようでトイレ前ポイントの駐車スペースには会場の領域をロープで陣取っています。
トイレ前の波はチェックせずにそのまま加江田ポイントへ。
徐々に明るくなり少しずつ波のシルエットがはっきりしてきます。
場所:木崎浜 加江田ポイント
天気:曇りときどき雨
サイズ:腰~腹
潮周り:満潮寸前
風:無風
面:良好
昨日に比べるとだいぶサイズは小さくなったようです。
でも相変わらず良さげな形をしています。
今日も十分乗れそうです。
(※↑波乗り後に撮影)
さぁ準備して今日もはりきって行こう!
というところですが、木崎浜に到着してから大きな方をもよおしています。
トイレ前に戻るか我慢するか悩みます。
うだうだ悩んでいる間に時間は刻々と過ぎ明るくなってきました。
その間にもうんちゃんは出口に近づいてきます。
これからトイレにいって着替えて。。。ってなると波乗りできる時間はわずか。
最近、波が良かったせいで目が肥えてしまったのか、どうせ波小さいし帰ろうかという選択肢にも悩まされます。
そうこうしているうちに
「ぬぉぉぉぉ!」
ついに出口をノックしはじめました。
帰るまで持ちそうもないのでトイレ前まで戻って用をたし時刻はすでに6時20分
明るくなってモチベーションが戻ってきたのかダッシュで着替えストレッチもそこそこにダイブするようにゲティングアウト。
しょうもないことを無駄に悩んでいたことを悔やみます。
陸からはすごく小さく見えましたが十分乗れそうなくらいありそうです。
もっとも良いラインナップはロングが集まってくるため避けて少し離れたところで波待します。
今日の課題
・ボトムターンで思いっきりボードを蹴ってみる
・早い段階でトップターンのイメージを作る
時間がなく焦っていたのかうねりを捉えることに夢中になってしまい課題をまったく意識できませんでした。
どのようなライディングだったかあまり覚えていませんが、ショートライド中心です。
うねりが見えピークに合わせようとするもピークがはっきりしません。
ついつい縦方向中心の動きになりがちで波の状態を確認しずらく余計にピークに合わせられません。
そんな時はたいていこんな↓感じで乗れません。
漕いで漕いで漕いでスープになりながらもまだボードはまだ立てる力を得られない。
さらにパドル!パドル!!パドル!!!
はい、波終了。
今日のベストライディングは中途半端にテイクオフしたレギュラーでした。
うねりが見えピークに合わせて横に移動。
間に合わなさそう。
ピークのボトムのちょっと先あたりで岸側に向きなおすが既に波のリップはブレイクし始める。
スープの中で暴れるボードにしがみつくように強引に斜めにテイクオフ。
不安定な状態でのテイクオフのためスタンスが狭く一瞬ふらつく。
バックステップでスタンスを広く取り直しなんとかたちなおる。
傾斜角の緩い膝の高さあたりにある小さなリップをアップス?トリミング?どっちだかよくわからない動きで乗り継いでいく。
ゆったりとした乗り心地の波だ。
波の様子が変わりアップスンだかトリミングだか良く変わらない動きの中、トップターンのイメージが浮かぶ。
小高い丘の上に登るように視界が開けてくる。
後荷重で前足を突っ張り腰を回してみる
丘のてっぺん付近でチリチリと線香花火のようなか細い音を立てながらボードは向きを変え、緩やかな斜面を下りてくれる。
心の声「ん?なんかできたような?」
良くわからないがひとまずまだ波は生きている
そのままアップスンだかトリミングだかよくわからない動作を2程回したところで小さいながらもまたもやトップターンできそうな景色に
前足を突っ張り腰を回すが傾斜もゆるくスピード不足のためかボードが旋回しない
前足でボードを引き寄せるよう強引にボトムへ向ける
小さな丘のてっぺんで沈みながら波に置いて行かれる
結構なロングライドとなりました。
波まかせのロングライドとは異なり、自分の力で波から波へ乗り継いだ手応えに浸りながら遠く離れたラインナップへ戻ります。
周囲のショートボードの方々は割れにくい波に手こずりなかなか捉えられないようです。
その間にも私のオーバーフローなスピットファイヤーはなんとか私を波に乗せてくれます。
ほんの40分という短い時間でも今日の出来高はロングライド2本にショートライド4本。
十二分楽しませてくれました。
ボード購入時、見栄を張らずにレベルに合わせたオーバーフローの板をチョイスしたことに
どうやら間違いはなかったようです。
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