木崎浜のいつもの場所いつもの時間にはいつもの方々がいつものように波チェックをしています。
昨日と違うのはコンディション。
ざわついていたコンディションも収まり波も纏まっています。
「綺麗にくずれるんですけどねー、早いですねー」
いつも気さくに話しかけてくれる方がそう言いながら、
見つめる視線の先には沖から寄せる長い筋が高速で規則的に崩れていきます。
「そうですねー、だいぶ早いですねー。引き一杯ですし少し満ちればよくなりますかねぇ?」
私はそう言いながらも何故だかダンパーじゃなければ乗れるような根拠のない自信が。
5’11”のリップラーを脇に抱え、出やすそうなところにめぼしを付けてゲティングアウト。
天気: 曇り
サイズ: 胸 セット肩
風: 微弱なサイドオフ
面: 良好
潮回り: 干潮
波はワイドでほぼダンパー。
どれだけ切れ目を狙っても一気にめくれ上がりインサイドでドゴーンと地響きのような音を立てながらクローズしてしまいます。
クソ早いブレイクです。
クローズする前にプルアウトしてスリルを楽しもうとこの超絶クソはやブレイクに手をだしてみます。
板が走り出した頃にはショルダーはガッポリ掘れあがり、ノーズがボトムに突き刺ささりそうになるのを制御できずに激しくパーリング。
ダンパーでなけれ乗れるという根拠のない自信もあっさり飛んでいき恐怖感が芽生えてきます。
超絶クソはやブレイクにいつしかブルッてる始末。
早い波でも乗れたのは浮力たっぷりでテイクオフの早いスピットファイアーだったことを思い出します。
そうだった、今は板が違うんだった。
この程度の波怖くないはずなのに、怖い・・・
行けるはずの波も行けなくなってしまいます。
やばい。このままだとビビり癖がついてしまいそう。
丁度干潮いっぱい。
潮が上げ始めればこの激しいダンパーも落ち着くはずです。
超絶クソはやブレイクにトライしてはビビって離脱。
それを繰り返していると徐々に波の様子が変わってきます。
入水から3時間。
超絶クソはやなブレイクもまろやかになりサイズも少しさがっているようです。
ダンパーは少なくなり、そこそこ楽しめる波に変わっています。
しかしもう体力が・・・
あ~今日も帰る頃によくなるパターンですか。ちきしょー。
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