この記事ではG-shok GLX-5600についてレビューしていきます。
サーフィンは自然と一体となり時間を忘れて自然に身を委ねる。
だからサーフィンをするのに時計は必要ない。
いいですねー。
そんな感じのことをどこかで見た気がしますが、私も時間を気にせず潤沢にサーフィンに時間を費やせるようになりたいものです。
多くの人は仕事や家庭・恋人などとサーフィンを両立させるためにタイトな時間管理が必要な人が多いのではないでしょうか。
今回はそんな忙しいまじめな社会人サーファーにおススメのサーフィン専用タイドグラフ付き防水腕時計G-shock GLX-5600-1をレヴューしていきます。
[ad1]基本スペック
[ad1]このような人におススメ
G-shock GLX-5600はこのような人におすすめです!
1万円くらいでそれなりにカッコいいタイドグラフ付きの防水時計がほしい
30代以上のオッサンにもなればそれなりにご立派な時計を普段からしている方も多いと思われます。
高級機械式時計であればダイバーズウォッチでなくても50~100m程度の防水性能は備わっています。
ROLEXサブマリーナやOMEGAシーマスター BREITLINGスーパーオーシャン のようなダイバーズウォッチともなればウン百メートル防水。
とはいえ、そういった高級時計をハードなスポーツであるサーフィンに付けるのは恐ろしい。
波に巻かれて時計が外れて無くしてしまったら目も当てられません。
私も普段は機械式時計を付けていますが、もしものことを考えてサーフィン用の時計として今回レヴューするこの時計の購入に至りました。
時計を選ぶ際の条件は以下の通りでした。
- 予算は1万円前後
- それなりにカッコいい物を付けたい
- タイドグラフ(潮見表)を見たい
- 日常防水ではなく完全防水
ぶっちゃけ普段使いはしないつもりだったので安いもので十分。
ですが、そもそもタイドグラフ付きの時計ってあんまり選択肢がないんですね。
タイドグラフ付きの防水腕時計となるとなかなか良い値段してきます。
こんなのだったり
こんなのだったり
こんなのだったり
そんな中ですべての条件を満たした腕時計が今回ご紹介するG-shok GLX5600-1です。
価格はメーカー小売価格は12,500円(税抜き)ですが、市場価格は1万円以内で販売されています。
外観レヴュー
このGLX5600-1は映画『スピード』の中でキアヌリーブスが演じる主人公が愛用していたことで一躍有名になったいわゆる『スピードモデル』と言われるモデル(5600系)にタイドグラフを付加したモデルです。
G-shockの代名詞的な丸形のボディーとは異なり、長方形で若干薄めのデザインが特徴です。
ボディー、ベルトともに若干光沢感のあるラバーでスタンダード且つ伝統的な外観は飽きの来ない安定したデザインです。
丸型のG-shockほどゴツくなくほどよく薄いので波乗りの時あまり違和感を感じません。
ラバーベルトにはうっすらとピンストライプが入っており、ヨコノリ系な雰囲気を出しています。
スペックレヴュー
高性能なサーフウォッチになると日の出日の入りの時間や先の時間の潮位などさまざまな機能が搭載されたものもありますが、GLX5600-1の機能はいたってシンプルです。
タイマー、アラーム、ストップウォッチ、バックライトなどの最低限の機能にタイドグラフが付いた程度です。
例えいろんな機能がついてたとしても3つか4つあるちっこいボタンを組み合わせながらピコピコと設定変えたりモード変えたり・・・なんてことは覚えられないしで面倒くさいしでまずやりません。
がっつりライディングを管理・記録したいのでなければ、海に着けていく時計なんてこの程度の機能で十分ではないでしょうか。
このモデルのスペック的な特徴と搭載モードは以下の通りです。
- 20気圧防水
- 寿命約7年の長寿命電池を搭載
- 月齢・潮汐データ表示機能
- 多機能過ぎない機能
- ワールドタイム(世界48都市)
- ストップウォッチ
- タイマー
- アラーム
- 月齢・潮位
同じG-LIDEシリーズでソーラー発電と電波受信時刻修正機能を備えたモデルもありますが、そちらは1.6万円くらいします。
衝撃に強い
G-shockと言えばラバーで覆われたボディーで耐衝撃性に優れていることではないでしょうか。
これはこのモデルも一貫しており、ラバーで覆われたボディーは衝撃に強いのはもちろん、パドル時や波に揉まれた際にボードを傷つけてしまうのを防ぐのにも役立ってくれそうです。
また、ラバーバンドは裏に凹凸があるためぎゅうぎゅうにバンドを締めなくてもボディーが回転するのを防いでくれます。
タイドグラフ
波乗り時に使用する時計として特記すべきがタイドグラフです。
タイドグラフは常に表示されている作りで、6段階で現在の潮位がわかるようになっています。
(ディスプレイでは18本の棒グラフで潮位がわかるようになっていますが、実際には18段階表示ではありません。)
潮位はモードを切り替える事でその日の内の先の時間まで潮位を知ることが出来ます。
また月齢も表示されており、8段階で月の満ち欠け状況がわかります。
月齢は無制限に先の日の月齢を知ることが出来ます。
常にタイドグラフはディスプレイに表示されているので、何かボタンを押してモードを切り替えるといった必要はありません。腕を見たらすぐに潮位がわかります。
電池の寿命が7年!?
G-shockの上位モデルに備わっているソーラー発電機能こそないですが、電池の寿命がなんと7年と謳っている超寿命の電池を採用しているようです。
G-shockの電池交換は特殊でメーカーで交換しないと防水で無くなるとかよく言われているようです。
1万円未満の時計で7年も動いてくれるのであれば、電池切れちゃっても電池交換せずに新品買い直した方がいいくらいのコストパフォーマンスではないでしょうか。
追記① 購入から2年弱で電池切れ
購入から約2年強で突然液晶の表示が薄くなり電池が切れの症状があらわれました・・・
どこが電池の寿命7年や!
って感じですが、近所の時計屋で1000円未満で電池交換。
今のところ防水の問題も特になくいつも通りに使えています。
追記① さらに購入から3年経過、電池交換後の浸水なし
さらに購入から3年経過しましたが、電池交換で懸念されていた防水面への影響は今のところありません。
相変わらず海で使用しています。
使ってみた感想
時計全般でいえることですが、モード切替や時間設定時に押すボタンは小さくて押しにくいです。指というより爪じゃないと押せません。その面他のサーフウォッチはボタンもおっきく設計されたデザインのものなどがあるのでこの点に関してはニクソンなどのサーフウォッチには利便性は劣るでしょう。
ですが、正直潮位状況と時間がわかれば他の機能なんて一切使わないのでボタンの押しやすさとか関係ないです。
また、海の上で潮位がわかるのはとてもアドバンテージになります。
「もう少ししたら潮が動き出す時間だ。良くなるかも」
「今からどんどん引いてくる。もっとダンパーになるぞ。もう粘ってもだめだな。」
そんな感じで海に入る入らない、上がる上がらないの判断がしやすくなりました。
なんとなーく、海の状況を見て現在の潮位を判断することはできますが、実際にあと何時間くらいでどうなるというところまでは長年海に通わないと読めないでしょう。
もちろんタイドグラフ付きの時計なんかもっていなくてもスマホのアプリを使えば入水前に潮位を知ることはできますが、さっと時計を見ればわかる時計の機動性には敵いません。
そして海の上で潮回りの状況を確認するのはスマホにはできないことです。
たったの1万円未満でよい波に出会うチャンスを広げてくれるそんなアイテムかもしれません。
デザイン性、タイドグラフ、コストパフォーマンス、すべての条件を備えたG-shock GLX5600-1 G-LIDE私はだいぶ気に入っています。
自分のは5500で一つ前のでしょうか?ほぼ同じで使いやすいです。
初心者様 コメントありがとうございます。
これですね!
5500系は5600系よりクラシックなモデルらしく、おそらく外観が少し異なるだけで中身は同じなんだとおもいます。渋いっす!