早朝5時iPhoneのタイマーを止め、嫁ちゃんを起こしてしまわないようにそっとリビングへ。
昨日はiPhoneのタイマー設定を忘れてしまい朝練に行くことができませんでした。
そんな日に限って木崎浜では胸肩のグットコンディションなファンウェーブだったという。。。
これから高気圧の影響でサイズは下がることが予測されます。
昨日の波よ残っててくれ!と願いつつ久しぶりに木崎浜へ。
車の外気温は13度。
ずいぶん寒くなってきました。
5:40木崎浜着。
暗闇の中うっすらと見える波の影はうねりの中央から綺麗に左右に割れているように見えます。
白々と空が明るくなりはじめ、波の状態がはっきりしてきました。
さすがに昨日のサイズは維持していません。
潮も多いですがレギュラーグーフィーどっちもありで十分乗れそうです。
やったー!
潮周り:満潮寸前
風:無風
サイズ:腹 セットで稀に胸
面:良好
ストレッチもそこそこに張り切ってゲッティングアウト。
もっとも良いブレイクのラインナップにはロングボーダーオンリーで12名。
振り幅の大きなアップスンダウンをガンガンやってキレっキレのカットバックにリッピング・・・エキスパートなロングボーダーの方が数名いらっしゃいます。
「うぐっ・・・あそこ無理!」
おこぼれ狙うのも厳しそうなのでちょっと外れてやることに。
目星をつけたあたりにはショートの方が1名と初中級のロングの方が2名。乗れそうな波なのに人が少ない!ひゃっほーぃ!
・横方向の移動でピークを追いかける
・テイクオフ時にレールを握っていないか確認する
横方向の移動でピークを追いかける
自分の正面にうねりが近づいてきてから岸へ方向転換し、ピークを背にしてパドルを開始すると位置関係が把握しずらい。
ピークからズレた位置からのテイクオフになりやすく波に置いて行かれがちです。
また、無理に後ろを振り返りながらパドルするとバランスが崩れ重心がテール寄りになってしまいます。
重心がテール寄りになるとノーズが上がってしまい、波のパワーを最大限に得られません。
今日は潮が多くたるめなので、しっかりとピークに合わせてポジショニングしたいところです。
テイクオフ時にレールを握っていないか確認する
腕立て状態の際にレールを握ってしまうと、左右にフラフラとバランスを崩しやすくパーリングに繋がるようです。
さらに、ノーズを押さえつける力が弱わりノーズが浮きがちになります。
レールを握ると押さえつける力が減退するメカニズムについて触れてらっしゃる方がいらしたのでご参考に。
『サーフボードのどこをどう使う』
今日一番のライディングは一本目のレギュラーでした。
ラインナップに到着して一息入れる間もなく乗れそうなうねりが来ました。
うねりの周りには誰もいません。
メローな波で人が居ないので落ち着いて課題に集中できそうです。
まずはゆっくりとピークのボトムを目指して追いかける。
ピークのボトムあたりで岸側に方向転換する際、スピードを殺さないようできるだけ大きく旋回。
パドル速度をあげ2、3漕ぎでボードが走りだす。テイクオフ!
無意識に腕立て体制に入り、ちらっと視界に入った手元はレールを握っていない。
(レールを握っているような気がするのは気のせいだったのだろうか。。。)
立ち上がると同時に伸び上がり、ドロドロと崩れてくるスープをかわすように緩い傾斜をアップスンダウンとはいえないような屈伸を2回ほど。
スープを抜けたのか視界が変わりスープの無い斜面が現れる。
いつもだとこのまま走りすぎて波の裏側に出てしまうか、波のトップでターンの動作を開始しようとしタイミングが遅れ失敗してしまいます。
しかし今日は早い段階でトップターンのイメージが浮かびました。
アップスの中腰体制から伸び上がると同時に前足を突っ張り、ボトム側へ上体を軽く捻る。
波のトップでボードがゆっくりと向きを変える。
ボードは失速しつつもなんとかフェイスを下ってくれた。
「おぉ!?」
波のフェイスはじょぼじょぼとブレイクし、泡波が後ろから板を押してくる。
パンピングで行けるところまで行く。
泡波は力を弱めつつもかろうじてボードを岸の方へと押し流す。
「荷重を前にもっていけばもっと岸までいけるかも」
言葉ではないイメージのようなものが頭に浮かび、何故かフロントにステップ。
ノーズライディングのような形に。
当然体勢を維持できるわけもなくノーズの先へ頭からドボン。
なにかトップターンのコツのような物を掴んだような気がしました。
これまで2度ほどトップターンの体勢を作れたことがありましたが、波に置いて行かれるかボードの浮力によりスープの上で押し流される形でした。
今回はこれまでと明らかに違った感覚でした。
きっとトップターンというにはおこがましいものだった事でしょう。
それでも、これまでと違う感触で小さな進歩を感じ胸がいっぱいです。
その後、アウトに戻る最中にも誰も乗っていない乗れそうな波が次々にきます。
戻って、すぐうねりを追いかける!乗れない。。。
戻って、すぐうねりを追いかける!テイクオフ成功!
戻って、すぐうねりを追いかける!乗れない。。。
「はぁはぁ」
「ぐへっ、ぐほっ」
そんなことを繰り返します。
私の周りにはほぼ人が居ないので、乗れそうな波はほぼ独占です。
もったいないので乗れそうであれば、どれでも飛びついてしまいます。
ただ、波はブレイク直後にタルくなり、
テイクオフ後にパンピングでスープライドといったライディング中心です。
どうせ人は少ないです。
休憩がてらじっくりセットを待つことにしましょう。
レギュラーのセットが入ります。
体力は十分回復!
冷静になりうねりを追いかけテイクオフ!
テイクオフ直後は相変わらずヘロヘロの波。
波のパワーはすぐに弱り、雪崩のようにドロドロと泡が追いかけてくる斜面をパンピングでしごきます。
波は傾斜角を徐々に強めはじめる。
パンピングからいつものぎこちないであろうアップスダウン。
またもやアップスンダウンの最中にトップターンのイメージが湧く。
屈めた下半身を伸びあがらせるとと同時に前足を突っ張り体をボトムに向ける。
失速気味だか今度はさっきよりスムーズな感触!
その後どう乗ったかは覚えていませんが、乗り終えた後に思わず
「やったできた!」
と声に出してしまったのをはっきりと覚えています。
ウェットスーツの上から巻いたG-SHOCKはもうすぐ7時を表示しようとしています。
ほぼ独占のエリアで「最後に一本だけ!」「もう一本だけ!」とぎりぎりまで楽しみ、
名残惜しく加江田ポイントを後にしました。
今日の気づき
トップターンに関しては多分体を捻る必要はないのでしょう。
荷重移動が上手く行えておらずレールが入っていないので失速しているのではと自己分析しています。
ヒントございましたら是非ご教授ください。
まずは、先を急がずトップターンの体勢を作る機会を増やす事を今後の課題としていきます。
今日は私の周りには人も少なく、私にとって落ち着いて乗れるコンディションでした。
そのため、ライディング中にも考え?イメージ?を巡らせながら乗ることができました。
最近このようにライディング中にいろいろとイメージ?考え?が湧くことが増えてきているように思います。
少しづつ落ち着いて乗れてきているのでしょうか。
無我夢中だと頭が真っ白になり、これまでを繰り返えすだけなので当然上達の手応えは得られません。
落ち着いてトライアンドエラーが行える状況の幅を広げることが上達への道なんだなと感じた次第であります。
こんにちは
こんにちは
ブログ楽しく拝見させてもらってます♪
私も38歳のオジサーファーです
波乗り前後の描写や
嫁さんへの気遣いとか
とても共感致しました^_^
これからも楽しく怪我なくサーフィン
楽しんで行きましょ〜
いのうえ様
コメントありがとうございます!今後の活力となりました♪
『オジサーファー』いいですね!こっそり使わせてくださいw