早朝4時半。玄関を出ると既に東の空は赤く色付きはじめています。
今日は予報通りに天気が良くなりそうです。
今日は低気圧の影響によるサイズアップとオフショアの絶好の波予報です。
期待して木崎浜に来てみると、確かに多少サイズアップしておりカタチは悪くない。
でも満潮近いということもありタプついて割れそうで割れないうねりはドロドロと力無さげに崩れるか、インサイドでワイド目にブレイクしています。
階段前、トイレ前をチェックしながら加江田のほうまで車を走らせます。
加江田側のトイレ前では早めのインサイドダンパー。
車を停めて「う~ん」と悩んでいると顔見知りの方も波チェックに参加。
こっちよりあっちだね、ということで木崎側のトイレ前で入ることに。
場所: 木崎浜
天気: 快晴
サイズ: 腹胸
面: 良好
風: 強いオフ
潮回り: 満潮
流石にこの季節ともなれば冬場にはあまり見なかった上手い人達も来るようになり、朝一も人が多いです。
競争率が高くなるので腕が物をいう時期です。
たまのセットはいいのがくるものの、当然キッズや上級者がよいポジションに布陣しているのでへっぽこな私は居心地の悪さに隅へ隅へと追いやられてしまいます。
ピークの集団から離れると波は厚く割れにくくなり無駄にパドリング。
やっとこ乗ってもヘロヘロの力の無い波では上手くレールを上手く入れられずにベッチャっとコケるか、回りきれずに波に置いて行かれます。
波は悪くないのに今日もスッキリしたライディングがありません。
気が進まないものの集団へ紛れます。
すると、これに乗れなかったらヒンシュク物だ!っていうようなセットが絶好の場所からやって来ます。
ピークに合わせると2・3漕ぎでボードが滑り出す。
レギュラーへテイクオフ直後に視界の先には開けたオープンフェイス。
さらにその先には他のサーファー達が皆こっちを見ている。
うぁ~見なくていいよ!
いつものようにどうも不安定さを感じる動作でボトムからトップへ。
トップで無理矢理ボードを返そうとするもレールがビタイチ入っておらず身体だけ岸に向く不格好な形で波に置いて行かれる。
「あ~波もったいねぇ・・・」
周りの人達からそんなヒンシュクの声が聞こえてきそうです。
最近はこんなのばかりです。
どうもここのところ成長が止まっているような気がしてなりません。
この一年まったく上達している実感が無いのです。
いや、上手くなるどころか下手になっているような気さえしてきます。
40歳も過ぎれば成長速度より退化速度の方が上回ってもうこれ以上上達はしないのではないかと不安になってきます。
諦めずに頑張ろう。
ん?でもまてよ。
楽しむためにサーフィンをしているわけだし、別に上手くなる必要は無いのではないだろうか。
上を目指しちゃうから理想と現実の違いにウンザリして満たされないわけであって。
波に乗って気持ち良ければそれでいいじゃん!
あ~でもやっぱりバシッとやれるようになりたい・・・
そんな葛藤に悶えながら悪くはないコンディションの中、思うように乗れずに悶々としながら満たされない時間を過ごすおっさんなのでした。
私は息子が大きくなって日が昇る前からパドルアウトして一緒に朝日を見ながら波乗りするのが夢です。その日が来るまで頑張ります!!
おやじファン様
素敵な目標ですね♪自分の子供と見る物や感じる事を共有できたらどれだけ幸せなんでしょう!