イントロダクション

わたくしオヤジサーフと申します。
オヤジサーフ?取ってつけたのがバレバレなニックネームですが、そこはどうかスルーしてやってください。

2015年7月、40歳も間近に迫る39歳です。

仕事は自営業。
宮崎県のとある町で細々とITに関する仕事を営んでいます。

事務所の机に向かったら一日中パソコンの前でパチパチとキーボードを叩く毎日です。
仕事柄まったく動きませんので、一日の消費カロリーは寝たきりの老人同然。。。

身長172cm体重65kg、女性並の体脂肪率な痩せデブ体系。
中学高校は帰宅部のバンドマン。運動は苦手。
室内大好きのおもいっきり文化系です。

私の住む宮崎県は九州の南側に位置し、国内でも指折りにサーフィンが盛んな土地らしいです。
太平洋を望む海岸線には北から南まで数多くのサーフィンポイントが点在し、温暖な気候と安定した波でオールシーズンサーフィンが可能です。
(とはいっても、他の県でサーフィンをしたことがないので宮崎の波が良いのかどうかは私にはわかりません)

確か20歳くらいの時
『ロン毛』『チーマー』『コギャル』そんなキーワードが流行っていた頃です。
サーフファッションが流行し私も流行にながされるままサーフファッションに身を包みサーフィンをかじり始めました。

とはいっても思いっきり文化系の私です。
週に1、2度のペースで4、5年やっても私の運動スペックでは万年ビギナーを卒業できず、
東京に上京することになりました。

家からポイントまでは車でわずか15分、そんなサーフィンをするには恵まれた環境から一変して海まで電車で2時間の環境へ。
当然上京して波乗りをすることは一度もありませんでした。

宮崎でサーフィンをやった数年間
サーファーと言えるほどの腕前やライフスタイルではありませんでしたが、
それでもサーフィンで得られるモノには触れることができました。

波の斜面上で広がる視界
あふれ出るアドレナリン
なめらかに艶めく海面に包まれる至福感
登りゆく朝日や沈みゆく夕日で感じる生への感謝
大自然に対する人間の非力さ

サーフィンをしなくなった今でもサーフィンへの憧れが無くなってしまったわけではありません。
毎週末のように海の見えるところへ出かけては成し得なかった事を波に重ねています。

「いつかまた波乗りを再開して、次こそはリッピングをキメれるくらいにはなるんだ」

いつかは。。。

いつかっていつだ?

ブヨブヨと顎がたるみ、
餓鬼のようにボッコリとお腹だけが出たぶざまな体を見下ろしながら「今年こそは」「今年こそは」と自分に言い聞かせる、
そんな宮崎帰省から4年目の夏の事です。

つづく

おっさん海にもどるの巻