はじめてのバリ島サーフトリップ② 1日目前編

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

前回の続き

オッサンの朝は旅先でも早い。
午前6時起床、いつものようにiPhoneの目覚ましで目が覚めます。

昨晩ホテルについてなんだかんだ眠りについたのは午前3時くらい。
おそらく3時間くらいしか寝ていません。
でも短い時間を少しでも楽しむために寝不足でも早起きを頑張るおっさん。

とは言え、さっそく動きたいところですがホテルの朝食は7時から。
朝食の時間まで本日の計画を立てましょう。

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8日間の旅ですが実際は行きと帰りに丸一日つづ使っているので実際バリで遊べるのは6日間しかありません。
あまりのんびりもしていられません。
今日絶対にやるべきミッションは三つ。ボードの修理、両替、SIMカードの確保。

波乗りをするために重い荷物を運んで来ているわけです。ボードを何とかせねばなりません。
近所でサーフショップを見つけてリペアを頼みましょう。
でも、日本であればリペアは最低でも2〜3日は掛かります。
その日の内になんて虫の良い話はないでしょう。最悪はボードをレンタルするか・・・

現地通貨への換金はクタ地域のあちらこちらに両替所があります
ただし、結構騙されるらしいので信頼性の高い店でやらないと危険らしいです。
近場で信頼できる両替所を探す必要があります。

ネットで調べると『Central Kuta Exchange」』『TrustBali』が信頼できるとのこと。

幸いホテルの近くに『CentralKutaExchange』があったので1万円づつ両替し、現金が半分を切ったら両替しに行くというパターンで過ごします。
後から気が付いたのですが、わざわざ両替所に行かなくても実は私が宿泊しているホテルのロビーで両替できたという。

今回の旅の移動はバイクがメインになります。
そこで必須になるのがGoogleMap。

通信はポケットWifiでもいいのですが、持ち物が増えるしバリのWifiは回線が細く遅いとの事。
バイク移動の際にGooleMapを確認するには遅延のない快適な表示速度が求められます。
バリ慣れしたツーリストの話だとWifiよりも4G回線の方が早いとの情報を得ていたので現地でSIMカードを探して購入する予定です。

ホテルで相棒のリンゴちゃん(MacBookAir)を開きGoogleMpaで周辺をチェックしていると朝食の時間がきます。

朝食は主にインドネシア料理のビュッフェスタイル。
どこれこれも美味しそうですが、昨日の移動疲れのせいかどうもあまり食欲がありません。
まだ数名しかいない朝食会場の屋外席に座り爽やかな朝を満喫します。

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あたりにはポコポコとしたバリの民族音楽が流れこれがまたなんとも気持ちがよい。

軽い朝食を済ませたところでレンタルバイク屋さんとの待ち合わせの時間です。
事前に日本からネットでバイクのレンタルを予約していたのです。

約束の8時きっかりくらいにメールにて連絡があり慌ててホテルのロビーへ行くと日本人の女性とそのご主人らしき若くて優しそうなバリニーズの方がバイクを届けてくれていました。
ご主人の流暢な日本語で説明を受けます。

ネットで予約して、バイクをホテルに届けてもらい返却もホテルで。もちろん対応は日本語。
なんと便利なサービスなんでしょう。

今回利用させていただいたレンタルバイク屋さん

BaliRentalBIkeさん

奥様が日本人のため完全日本語対応で、きめ細やかなジャパンクオリティー!とても信頼のできるレンタルバイク屋さんです。

バイクも借りたところで朝一のワンラウンド!といきたいところですがボードのノーズが逝っちゃっています。
これを何とかせねば・・・

ひとまずクタビーチあたりまで散策しながらミッションを達成しましょう。
ホテルを出た瞬間突き刺すような太陽の光。

やべぇ。こりゃ帽子がないと速攻で熱中症になるぞ。
どこかで帽子を調達しなきゃ。

あと、ビーチサンダル。
荷物になるので持ってきませんでしたがこれも確保しなくては。

ホテルを出て数歩歩いたところでサーフショップの看板が目にはいります。
まさにホテルの目の前です。
立て看板には『Repair』の文字。
思わず立ち止まると店の表にいたショップスタッフらしき若い男の子がすかさず声を掛けてきます。
身振り手振りを交えながら単語を組み合わせただけの片言英語でリペアできるかを聞いてみるとひとまずボードを見せろと。

すぐさまホテルからボード持ってくるとフォームには水が入ってないので30分くらいあればリペアできるとのこと。

30分?3時間の間違いでは??
3時間でも早いような気がするけど。。。

値段も気になります。どうせめっちゃボラれるんだろうな。
そう思いながら値段を聞くと提示額は50,000ルピア。

バリに来て初めてお金を使います。
日本とは桁が大きく異なるため額を言われてもいまいちピンときません。

換金レートは1円=123ルピアです。
現地値段の0を二つ取って2割引きすると大体の円換算になります
なので50,000ルピアだと日本円で大体400円くらいでしょうか。

やすっ!
値段交渉せずに提示額のまま「オーケーオーケー!」と握手を求めると、サーフショップの兄ちゃんは一瞬びっくりした表情をします。

あっ、これほんとはもっと値切って良かったんだ。

でもこの限られた貴重な時間の中30分でリペアしてもらえるなら10倍の4,000円出してもいいくらいです。
なんにしてもさっそくボードのリペア問題が解決しそうでほっとします。

その後ボードを預けその足でクタビーチ周辺を散策します。
レギャンビーチの割れ門の隙間から白い砂浜に青い海が広がっているのが見えテンションがあがります。

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割れ門をくぐってビーチに出てみると白い砂浜には赤や黄色のカラフルなビーチパラソルやベットが並んでおりいかにも南国の雰囲気。

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しかしそこからみえる波は胸肩くらいのワイドで早い波。ほぼダンパーです。
それでも、もうそのまま海へ飛び込んでしまいたいくらいの衝動に駆られます。

あー!なんでボードが無いんだよ!

そういえば11月と言えばバリでは雨季です。
バリの雨季はクタビーチなどがある西側はオン寄りの風が吹き、逆に東側の海岸がオフ寄りになるようです。
確かにビーチには強いサイドオンが吹いています。
波はダンパー気味ですが、面は不思議と整っているためおそらく潮回りとよい地形の場所を見つけられればクタ周辺でもそれなりに波乗りできるのかもしれません。

でも、いい波を当てるならやはりこのあたりからは離れないといけないのでしょう。
はたして限りなく方向音痴の私が一人で他のポイントに辿りつけるのか心配です。

その後ぼったくってやるぞ的な臭いのプンプンするローカルな店で何年も売れていないような古びたビーチサンダルを約1500円くらいで買わされ、日本で500円くらいで買えそうなやっすい作りのメッシュキャップを同じく1500円くらいで掴まされます。

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なんやかんや私の少ない軍資金をむしり取られながら小一時間ほど散歩したところでリペアに出したサーフショップへ戻ると約束どおりにリペアが終わっていました。

ショップスタッフは自信ありげに「はやかっただろ!」的な事を言っています。
確かに早い、しかも傷なんて元々無かったかのようなリペア痕を一切残さない見事な仕事。

「ここのショップ、リペアの腕なかなかのもんやろ?」

店の奥から50代くらいのこんがりと日焼けした日本人らしきおっちゃんが顔を出し私に話しかけてきました。
この出会いがこの後の私のバリサーフトリップを忘れられない旅へと変えてくれることになるとは、その時の私はまだ知る由もありません。

次の話『はじめてのバリ島サーフトリップ③

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6件のコメント

私もかなり同じような状況のサーハーなので毎日楽しみに拝見さしてもらってます!いつか宮崎にもいってみたいです!

ktr様
がぜんやる気がでてきました!ブログをお読み頂いている方が宮崎に来た際には、もれなくサーフガイドのサービスも行っています!なんてw
でもいつか宮崎に来られることがあれば是非いっしょにサーフィンしましょう!

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