先に動いた者勝ち?

Oyajisurf

Oyajisurf.comの管理人。
毎朝仕事前に足繁く海へ通うが子供が生まれてからは週末サーファーに。競い合うのは苦手で、良い波より人の少ない波を選びゆるゆると楽しんでいる。本業はIT関連の個人事業主。
ホームポイントは宮崎県の木崎浜。

早朝5時15分
今日は日曜日。いつものようにiPhoneの目覚ましに起こされます。
いつもと違うのはここは自宅ではなく事務所の一室です。

ミノムシのように寝袋からゴソゴソと体をだす。

昨晩は嫁ちゃんが友人を自宅に泊めるとのことで、他で寝ろと自宅を追い出されてしまったのです。

5時40分木崎浜に到着。
大会でも行われるのでしょうか。トイレ前ポイントの駐車スペースにはカラーコーンとロープで場所を確保されています。
いつもの加江田ポイントへ。
相変わらず外は真っ暗で波が見えません。しばらく車内で待機します。
小雨が振る薄暗い中、次第に波が見えて来ます。

サイズは昨日と同じくらいでしょうか。
波はまとまっていますが、少々崩れが早そうな波です。

場所:木崎浜 加江田ポイント
サイズ:腹 セット胸
天気:雨
風:ほぼ無風
面:クリーン
潮回り:干潮

DSC_0009
波乗り後の天気

既に車は沢山集まってきていますが、まだ誰も入ろうとしていません。
私も周りの動きにあわせるかのように、もう少し明るくなるのを待ちますが天気が悪いせいかなかなか明るくなりません。

そのうち数名のサーファーが入水します。
それが合図かのように、他の待機しているサーファーも一斉に準備を始めます。

私もやる気が出てきて着替えを済ませ波打ち際へいきます。

いつの間にか雨も止み、さっきまで誰も入っていなかった海には既に10数名がラインナップにいます。
人が少ない方のラインナップを目指しゲティングアウト。

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殆どがロングボーダー ※波乗り後に撮影

さて、今日の課題は

・しっかりピークを追いかける
・ボトムターンで思いっきりボードを蹴ってみる

ここのところ波を捉えるまでの動きがよろしくありません。
早いテイクオフがその後のライディングに大きく影響するので、初速を稼ぎ良いポジションでテイクオフするために自分から波を捉えに行かないといけないというのはわかっているのですが
どうも人が多いと遠慮がちになります。
正面にうねりが来てから動き出し岸に向けてパドルする場面が多いようです。受け身な感じです。
もっとアグレッシブに波を捕まえに行くよう意識します。

ボトムターンでの粘りというか伸びを感じません。
テイクオフ直後に加速できていないのですぐスープに捕まります。
屈んだ体勢のままボトムターンしており、ターンの後半で体が伸びていないような気がします。
今後はテイクオフ後から思いっきり踏み込んでみるよう意識してみたいと思います。

潮が引いているため、だいぶ浅いところでブレイクしています。
テイクオフ後一気にブレイクし乗りしろの短い波質です。

さらに人が多くなり、私は案の定遠慮がちになり縦の動きになっています。

アウトにはロングボーダーの皆様が布陣し、セットはすべて持って行ってしまいます。

その中この時間帯でよく目にするご年配の方が今日もいます。
ロングボードなのかファンボードなのかよくわからない変態的な形の大きなボードです。
今日も気持ち良さそうに「そんなところから乗れるの!?」という状態のうねりから乗ってきます。
進化したボードと経験により波の力を最大限に受けた効率的なパドルによる相乗効果で成せることなのでしょう。

そんな気持ち良さそうにセットを乗ってくるロングボーダーの進路を妨げないようにしながら私も何本か乗るも納得いくライディングはありません。

1時間が過ぎます。
潮の状況が変わってきたのか、たる早かった波が徐々に良くなってきたようです。

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除々に乗りしろがでてきました ※波乗り後に撮影
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小さめの波に乗り終え、ラインナップに戻ります。

ゲティングアウトの途中、少し先でグーフィーの波をロングの方がテイクオフしようとしています。
当然ショルダー側に進んで行くと思い、妨げないように私は波のピーク側へ進路をとります。
が、なんとロングの方はテイクオフ後ピーク側に避けた私の方に向かって進んできたのです。
ギリギリのところでクラッシュは免れ事なきを得ました。
ロングボーダーのライディングを避ける時、このようなパターンが多々あります。

ロングボードはテイクオフ後ピーク側に戻るのは良く目にします。
動きの読めないロングボードはどちらに避けるべきか迷います。
ショートボードの場合、ピーク側に向かって避けるのがマナーですが、ロングだともしかしたら違うのでしょうか。

さて、納得いくライディングはないにしても数本乗った頃には気持ちの面で調子がでてきました。

うねりが見える
隣にいる人をアウト側から通り越しピークに向けて移動
隣にいた方はまだ動かない
ピークのボトム付近にポジションをセット
パドルスピードを上げる
ボードが滑り出しテイクオフ
浅くボトムターンを行いそのままやわらかい質感のフェイスをアップスンダウン
波にパワーとスピードが無いせいかいつもに増してぎこちない感じがする
3回ほどへんなアップスンをおこなったところで波の傾斜がゆるくなる
思わずトップターンをしようとするも上半身だけがボトムを向く形に
ブレイクしてくる波に押されてボードは岸を向きそのままスープをライディング

ボトムターンとトップターンを一連の動作で行えなかったため開始が遅くなり失敗です。
相変わらず納得のいくライディングではありませんでしたが、薄々感じていたことがあります。

同じ波で自分より先に動き出した人が居れば私は動かない場合が多々あります。
これは私だけではなくおそらく他の方も同じではと感じたのです。
まっさきに動き出し、よいポジションを取れそうであれば、
周囲の方は譲るか諦めるかで動か無い場合が多いように思います。

その後調子に乗った私は、いつもより人口密度の高いライナップを右に左に動き波を追いかけライディングを重ねることができました。

入水から2時間が経過し、嫁ちゃんとの約束の時間が近づきます。
あまり良いライディングはできませんでしたが、最近の消極的な動きを解消できそこそこの本数をのることができ充実した週末の朝を満喫したのでした。

今日の気づき

いいライディングをするためだけでなく、波取り合戦でアドバンテージを得るためにも初動を早くすることは大切だ。

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